Dance with the Elephant : My Babyについて考える

ウィラ:このブログ(Dancing with the Elephant)は、私たちが長期間にわたってやり取りした電子メールから派生したものです。お互いの意見を交換したり、マイケル・ジャクソンの作品に対する解釈を比較したりして楽しんでいました。そして、私たちと同じように彼の作品を知り、大切にしている人たちとの会話を楽しんでいました。そんなメールのやり取りで分かったことの一つは、私たちはMy Babyに魅了されている、しかもとても長い間、ということでした。

ジョイエ:My Babyのことはみんなが知っています。彼女のことについて歌うマイケルをずっと聞いてきました。おそらく彼女は彼の夢の中の少女。彼を理解し、彼を愛し、そして彼を気にかける女性なんです。そして、他の悪い者たち、「悪い女の子たち」に何度も傷つけられている女性です。「Billie Jean」や「Dirty Diana」、「Dangerous」に出てくる子のように、マイケルの周囲に飛び込んでいくような悪い女の子たちです。

ウィラ:彼女はマイケル・ジャクソンの作品の中でとても重要な人物です。「Triumph」や「Thriller」のような80年代初頭の作品から2001年のInvincibleまで、どのアルバムにも登場します。そしてジョイエが言うように、彼女は常に傷つけられ、何らかの方法で脅されているのです。彼女が泣きながら立ち去るのを私たちは何度も目にしています。

ジョイエ:思うに、彼女に引きつけられるのは、あたかも彼の人生に長い間ずっといる誰かのことであるかのようにマイケルが歌っているからではないでしょうか。もちろん、私や他の人も触れているように、彼女は歌の中で束の間の登場をしているだけなのですが、彼にとって彼女はとても大切であるというような感覚を私たちは抱いているのです。マイケルは彼女を愛しているし、「Hertbreak Hotel(This Place Hotel)」に出てくる「意地悪な女たち」から彼女を守りたいと思っていることは明らかです。彼女が「悪い子たち」に傷つけられる、追っ払われると気をもんでいる彼を私たちは見ているわけです。

誰かがいつもMy Babyを泣かせようとしている
話しかけ、金切り声を上げ、嘘をつく
何かを起こしたいと思っているだけ、と言う

いい時も悪い時も分かち合って来た関係というものを彼が描写しているかのようです。彼らはずっとそんな感じだったのです。80年代や90年代は。ですが2001年の「Heaven Can Wait」によって、明らかにそれまでとは多くが異なる関係となりました。My Babyは彼を愛し、思うだけではなく彼を信頼しているのです。彼女は彼を信頼しています。二人の関係は固く、その間に入れる人はもはやいないのです。彼らは誰をも寄せ付けない強固なものとなり、そしてそれはそれまでの恋愛のなかで最高の状態なのです。彼は彼女を深く愛し、片時も彼女の元を離れたくありません・・・天国へ行くときでさえも!

ああ、My Babyがいないなんてありえない
彼女と一緒でなければどこへも行かない、気が狂ってしまう
ああ、天国は待ってくれていると思う

彼らの結びつきが何度も変化しているのが私には大変興味深いです。彼女についての書き方は、長い時間をかけて成長し成熟しています。架空ではない実際の人間関係のようです。最初のころののぼせ上がっている様子は、「The Way You Make Me Feel」や「Streetwalker」でわかります。そして、「Black or White」や「Fly Away」では、成長し開花する様子が見られます。そして二人の愛の最高点は、美しい曲「Heaven Can Wait」で見ることができます。

ウィラ:ジョイエが言うように、彼の初期のアルバムでは彼女は誰かほかの女性に脅されています。My Babyは彼のことを知り、いつも気にかけているプライベートの人物であるように思えます。彼女自身は脚光を浴びるのを避けているし、彼の名声にある意味居心地の悪さを感じているようです。彼は彼女を愛しているし、守りたいと思っています。でも彼女は、彼女を追い出してその地位を奪おうとする女性に繰り返し傷つけられます。この第二の女性は彼のことを理解していないし、気にもかけていません。でもMy Babyよりも図々しく、そして名声に目がくらんでいます。彼の名声に、です。第二の女性は野心家です。彼はそのことをよくわかっていて第二の女性を信用していません。しかし同時に、彼は自分が奇妙にもこの図々しい女性に魅力を感じていることに気づいているのです。

ジョイエ:そして彼とこの第二の女性との関係は、彼とMy Babyとの関係と同じくらい興味深いものです。二人は不可分であり、言ってみればコインの裏表のような感じなのです。

ウィラ:そうですね。この二人の女性の間に繰り返し起きる矛盾は実に面白いです。何かとても重要なこと・・・マイケル・ジャクソンが長年にわたって考えに考え、立ち向かっていたこと・・・が、そこには明らかに存在しています。私がMy Babyを単なるロマンチックな関係以上のものを表していると見るようになった理由の一つがこれなんです。私にとって、My Babyと第二の女性は、彼のシャイな部分と公な部分を表しているように思えるんです。生活の中のプライベートな部分と公の部分と言ってもいいでしょう。あたかも第二の女性がMy Babyを追い払おうとするかのように、彼のプライベートを破壊せんと乗り込んでくるメディアや一般の好奇の目ということです。あるいはこの二人の女性は、彼のミューズ(アーティストの想像力を何世紀にも渡って刺激し続けてきた神話上の女性のこと)と、「Thriller」を超えろ、これからずっと「Billie Jean」を歌えと要求するオーディエンスや評論家を表しているのかもしれません。でもそれはどちらかを選べとういうことではありません。いろいろな解釈を見ていると、My Babyというのは彼を理解し気を配ってくれる女性、彼の精神面を支えてくれる女性、というようにも見えます。

ジョイエ:My Babyはいろいろな意味で魅力的です。ウィラと私が二人とも彼女に、それから彼女の敵たちに興味を持っていたと知ったときは驚きました。ブログを一緒にやりたいと思うようになったのはそれからだと思います。というのも、このトピックについて疑問を持ったのが私たち二人だけなのかどうか、とても興味があったからです。ということで、次にMy Babyについてもっと突っ込んで見ていきたいと思っています。彼女が登場するいろいろな歌を掘り下げ、彼女は何者か、マイケルが彼女を通じて言おうとしていたのは何なのか、などについて見ていく計画です。

ウィラ:最後にもう一度。このブログで私たちが目指しているのはある場所を作ることです。それぞれのマイケル・ジャクソンの作品の解釈や、意味するところを共有するのです。解釈と言うものは時間をかけて進化するものだからです。私たちが同意できないものでもOKです。どうしても同意できない場合でも・・・私たちはそれを尊重しますから。正直なところ、私は自分に同意できないことがよくあるんです!あるときはMy Babyはある人物だ、あるときは何かの象徴だ、あるいその両方だ、などなどです。こういう曖昧さはいいと思うんです。私にとって、それがマイケル・ジャクソンの作品を豊かにすることだからです。人によって、あるいは時によって、違う意味になるんです。ですから皆さんの考えを聞かせてください。そしてあなたにとってMy Babyとは何かということも聞かせてください。皆さんからの声をぜひお聞きしたいです。ここでも、フェイスブックでも結構です。

Source Dancing with the Elephant / MJJFANCLUB.JP
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