「Just Another Part of Me」:ブラッド・サンドバーグとCaptain EO (その4)

ヴェロニカ:「Another Part Of Me」は後に、アルバム「Bad」用に拡張されました。1987年リリースです。Badツアーでは、マットによると、この曲で観客がワイルドになったそうです。先日のセミナーでは「Streetwalker」ではなく「Bad」が選ばれたのはなぜかという質問が出ました。Captain EOに絡めるというのもあったかもしれませんが、一番の理由は、曲調とかテーマが「The You Make Me Feel」と似すぎているからではないかということでした。

リーシャ:そう、参加者の一人がその点を挙げていましたね。「Streetwalker」は「The You Make Me Feel」とテーマが似ていて、そのために、アルバム用のチョイスとしては「Another Part Of Me」の方がふさわしいという結果になっているって。私たちは「Streetwalker」の初期デモを聴く機会を得ましたけど、後のバージョンに負けないくらい素晴らしいと思いました。マイケル・ジャクソンが「Streetwalker」をアルバム「Bad」にどんな風にしてフィットさせたか聴いてみたかったですよ。

私としては、ライブの「Another Part OF Me」がどれほど一般受けが良かったかをマットとブラッドから聞けたことが大変興味深いことでした。コンサート用の一般受けのいい素材がマイケル・ジャクソンには欠けていた、というようなことではなかったんですよ!だから、一般受けという点から見て「Another Part Of Me」が傑出していた、ということを知って驚きました。

ヴェロニカ:ジョー・ボーゲルは「Another Part Of Me」を「宇宙的シンセ・グルーヴ、世界の平和と調和をもたらす音楽の宇宙的パワー」と評していますね。1987年に起こった惑星のハーモニック・コンバージェンスとも関係があります。歌詞ではこう触れられています。

惑星たちが並んでいる
僕らは輝く日々を実現しつつある
惑星たちは並んでいる
きみたちを待っているんだ

ウィラ:面白いですね、ヴェロニカ。知りませんでした。不思議に思っていたんですよ。「惑星たちが並んでいる」のくだり、並ぶというのが何を意味するのか。

ヴェロニカ:1987年の8月は、太陽系の8つの惑星がグランドトラインの形に並びました。この並び方は、ホゼ・アグエイアスによれば、コンバージェンス・イベントのキーとなる先導役なのだそうです。マヤ歴の2012年のあの日を迎える前、浄罪の期間へと導くための。そして、戦争から平和へとエネルギーがシフトすることを示していると。そう、まだそれは起きていません。でもMJが私たちに「大いなる愛(major love)」を送ってくれたこと、私たちと彼とは同体(訳注:原文はanother part of him)であり、お互いにつながった世界家族の一員だと考えてくれたことを私はとてもうれしく思っています。

私はコンバージェンスを祝う地元の集まりに出席しました。1987年の大きな出来事でしたが、皆さん覚えてますか?

エリナー:ええ、ヴェロニカ。よく覚えています。

シルヴィア:ええ、覚えていますよ。

エリナー:私は当時アラバマ州のハンツビルに住んでいました。ハンツビルのダウンタウンにはコンバージェンスを祝う集まりがありました。マイケルが「Another Part Of Me」の歌詞でハーモニック・コンバージェンスについて触れているのかどうかはわかりません。であればとても魅力的ですけどね。幾重にも重ねている感じですが、もちろんパーフェクトに合っていますね。

ヴェロニカ:重要な世界規模の文化的現象でしたね。そして新しい夜明け、新たな進化のサイクルへのシグナルだと言われていました。アグエイアスは人々に対し、神聖なる側、夜明けの側に集まり、世界的規模では初めてとなる統一された集合意識という機会に、癒しと平和の視点を持つよう求めました:

物事が変わらなければならない時がやってきます。振動のシグナルは送られました。シグナルはどこからやって来たのか・・・遺伝の暗号からでしょうか?地球からでしょうか?宇宙からでしょうか?あるいはこれらすべでしょうか・・・シグナルは発せられ、人々はシグナルに応えました。一つの種が、移動様式の方向を変えるシグナルを得た時とよく似ています。このシグナルは、「地球に帰れ・・・この惑星上に平和が欲しいのなら、地球に帰れ」というものでした。

アグエイアスは、人々の一致団結した思考と感性のポジティブで平和的なエネルギーは地球の周りに「周極の虹の橋」を作りだすと信じていました。曰く、「これはポジティブな視覚化です。地球の周囲の虹の橋は完全なる癒しのイメージです。これは地球の癒しです。私たちの心の癒しです。そして私たちの命の癒しです。短時間での進化なのです」。



ネイティブ・アメリカンに広まっていた「虹の戦士」のお告げというものがあります。「虹の戦士」は地球を救うために出現するというのです。「鳥たちが木から落ち、川は毒で汚され、そして狼たちは森で死ぬ。そういう時がやってくるだろう。だが、虹の戦士たちが現れ、世界を救う」というものです。Captain EOがTシャツに虹を使っているというのはとても興味深いことです。光り輝いてさえいます。彼があの惑星を去る時、彼の乗る宇宙船の周囲には虹が輝いています。

そして、それからそれほど長くかからずに、予期せぬ形でいくつかの変化が起きました。ベルリンの壁の崩壊、ソ連の瓦解、ネルソン・マンデラの釈放と南アフリカのアパルトヘイトの終了です。2012年の時点では、大規模な民主化暴動がエジプトやウクライナ等いろいろな国で発生し、不正・暴虐な政府に対して抵抗運動が起きています。同性婚や大麻の合法化の拡大ということも起きています。MJが想像していたような意識の変革というものが起きつつあるのかも?

エリナー:そうですね、シグナルが発せられたんですよ。マイケル・ジャクソンから!

ヴェロニカ:それは面白いですね、エリナー!Captain EOについてさらに言うとすれば、クリストファー・R・スミット編の「 Michael Jackson: Grasping the Spectacle」でカール・ミラーが書いた「‘We are Here to Change the World’: Captain EO and the Future of Utopia」という章では、MJとCaptain EOの興味深い類似点が挙げられています。ミラーはCaptain EOで描かれているMJを一種のサイボーグを表すものとして見ています。動物と人間、機械が混合したもので、終わりのない未来を示す、超越した複合体ということです。MJは、「典型的なポストモダニズムである、ユートピアの潜在性の人格」なのです。暗黒の女王の世界は、私たちの世界が近づいているものと実は近いのです。だから、Captain EOによる暗黒の女王の世界の「書き換え」は、ディズニーのテーマパークでのCaptain EOの再登場にもつながった、MJのレガシーの歴史的再評価と似ているのです。すなわち、「Captain EOの再上演は、ジャクソンのアートの変革を誘起する側面を証明し、現在も通用することを証明した」ということです。

その5)につづく
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