ブラッド・サンドバーグとの会話(その2)

ウィラ:リーシャ、クローズとなる前に一度行かなければという気がしてきましたよ。最後に観たのは、ええと、1986年かな。エプコット・センターだったと思います。シートがガタガタと振動したのは覚えてますが、フーターの鼻からしぶき!というのは覚えていません。あなたが臨場感満点で話してくれた音響も覚えていないです。あなたはミュージシャンですね!音響とビジュアルと物理的な特殊効果がとにかく素晴らしかったというのは覚えているのですが。

ブラッド:「Captain EO」は、これまで制作されたどのSF映画にも、ミュージック・ビデオ(ショートフィルム)にも似ていません。(当時としては)巨額予算で、集められた才能も素晴らしかった。そう、衣装やヘアスタイルは80年代!それが80年代そのものだったし、楽しかった。EOがいつクローズなるのか確実なことを言うことはできないし知りませんが、もう残り少ないという噂は広まっています。だからもう何か月もないと思うのならば、むしろイベントでもやりたいと思っています。

リーシャ:この作品の予算が空前のものだったということは知っています。17分の映画に3000万ドルです。一分あたり176万ドルです!1分あたりのコストでは史上最高額です。そして、ディズニーやルーカス、マイケル・ジャクソンにとって大仕事でした。あなたが仰ったように、ブラッド、ロサンゼルスの半分がプレミアに集まったんですよ!

マイケル・ジャクソンのパフォーマンスをライブで見るチャンスがなかったファンにとっては、この4-D映画を体験することはライブを観るチャンスに思えたかもしれないですね。

ブラッド:それはそうだと思いますよ。お二人は彼のライブを観る機会はありましたか?

リーシャ:いいえ、残念です!私は最近のファンなんです。自分で観なければマイケル・ジャクソンのライブ・パフォーマンスがどんなものだったかなんてわかるはずがないという人もいます。ウィラはどうです?聞いてみたかったんです。マイケル・ジャクソンのパフォーマンスをライヴで観たことありますか?

ウィラ:ないんです。あなたとは反対の理由で。小さいころ、小学生のころからマイケル・ジャクソンとは強いつながりを感じてきました。それはとても個人的なことだと感じていたので、絶叫する数千人で埋まったスタジアムで彼を見るということがイメージできませんでした。それに彼は当時私が住んでいた場所ではコンサートをやりませんでしたから。もし来ていたら、我慢できなかったでしょうね。でも行くべきでした。説明するのは難しいけど、最初に観に行ったコンサートはエアロスミスなんです・・・友達に説得されてね。とても楽しかったけど、私にはお腹いっぱいでした・・・とにかく、マイケル・ジャクソンをあんな風に見るなんて想像できません。何かしっくりこなかった。後悔してますけどね。

リーシャ:私もです。本当に後悔しています。何考えていたんだろう。

ウィラ:ブラッド、あなたはどうです?何度か見ることができたとイメージしてますけど。

ブラッド:ちょっと話をしてもいいでしょうか?1984年、まだ学生だったころ、LAのドジャー・スタジアムでヴィクトリー・ツアーのチケットが売られてたんです。本当に行きたかったけど、チケットは4枚買わなければならなかったんですよ、ナンバーくじを買うみたいに。わかりにくいし高いので買うことはできませんでした。そしてちょうど4年後、私は彼のショーを妻と一緒にマジソン・スクエア・ガーデンのバックステージで観ていました!

ウィラ:すごい!

ブラッド:おかしなことがあってね。私はマイケルとはEOからBadまで幅広く仕事をしたんですけど、ステージを見たことはなかったんです。だからしびれたなあ。私は彼のことを知っているけど、同時に彼が誰なのかわ分からないっていう感じでしたね。

ウィラ:ブルース・スウェディーンやフランク・カシオもそんなことを言っていますね。とても興味があります。オフ・スクリーンとオン・スクリーンの変身を目の当たりにするのはさぞかし素晴らしかったでしょう。

ブラッド:BadやDangerous、HIStoryのツアーで彼のパフォーマンスを何度も見ることができたのは幸運でした。バンドやダンサーたちとのリハーサルもね。HIStoryツアーの97年パリでのショーで、私の娘のアマンダ(当時7歳)は大勢の子供たちと「Heal The World」でステージに上がったんですよ。

ウィラ:素晴らしい!

リーシャ:信じられない。

ブラッド:あれは楽しかった。でも、私が一番好きなのは、Badツアー、ニューヨーク・マディソン・スクウェアガーデンのバックステージでの話なんです。ペプシがスポンサーで、「VIPラウンジ」というのがバックステージにあったんです。妻のデビーと私はバックステージをウロウロしていました。私はトイレに入り、そしてステージの方へ戻る途中、その「VIPラウンジ」に入ったんです。ペプシが欲しかったのでね。そうしたら、中には一人だけいたのですが、なんとスーパーモデルのクリスティ・ブリンクリーだったんですよ!私は挨拶をして少ししゃべりました。それからショーを楽しんでくださいと言ってラウンジを出ました。妻のデビーは少し離れたところで私を待っていましたが、私を見るなり笑い始めたんです。歩いていくと彼女は笑い声がさらに大きくなりました。なんと、トイレットペーパーを靴にひっかけて6フィートも引きずっていたんです!私は彼女に、今誰と話していたと思う?と尋ねました。彼女は大爆笑でしたよ!やめましょう、恥ずかしくなってきました。質問は何でしたっけ?

リーシャ:笑いすぎて涙が出ましたよ。すみません、でもおかしいですね。あなたのお話がどれほど面白いか、皆さんに伝わるといいのですが。

ウィラ:おかしい!ところで、音楽のフィルムがどうやって作られるのか、私はほとんど知りません。普通はどちらが先ですか?撮影?それともレコーディングですか?つまり、CaptainEOでは先にレコーディングされ、撮影中はそれに合わせて歌ったのですか?それとも、撮影が先で、映像に合わせて歌ったのですか?それからCaptainEOのプロジェクトで、どの部分であなたはお関わりになったのでしょうか?

ブラッド:いい質問ですね。真実はその真ん中、というところでしょうか。曲が先にレコーディングされますが、シーンに合わせて編集しなければならない事があります。彼は、マットがスタジオでレコーディングした音楽に合わせて撮影中にリップシンクしていました。Captain EOは(私の記憶の限りでは)ウェストレイクで私が仕事を始めた時は製作のごく初期段階でした。

ウィラ:「ごく初期段階」とはどういう意味ですか?こういうことについては全く知識がないもので。ストーリーとか登場人物とか使用曲とかセリフ、振付は終わっていたのですか?それとも細部はまだ詰めている段階でしたか?

ブラッド:確かなことはわかりません。私が関わっていたのは曲作りの部分だけでしたから。多くの作品を見てきた上での私の推測ですが、ストーリーはほとんどできていたのだと思います。でもアドリブとか、最後の最後に変更というのは一般にあります。

ウィラ:面白いですね。マイケル・ジャクソンは最後の変更とかその他の決定にどのくらい関わっていたのでしょうか?彼はパフォーマンスだけに注力していたのか、それとも、映像や音楽を最終的に完成させるためにこうしたい、というアイディアを持っていたのでしょうか?

ブラッド:マイケルは映像制作に関わるのが大好きだったということはよくわかっています。彼は専門家の製作プロセスを見て学ぶのが好きでした。でも、彼の事を知っている私としては、彼はパフォーマンスに集中していたと想像します。製作チームを信じていたでしょう。フランシス・コッポラとジョージ・ルーカスが失敗することはあり得ませんから。

(その3)につづく
関連記事
Google検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

MJJFANCLUB.JP

Author:MJJFANCLUB.JP
* このブログはマイケル・ジャクソンのNewsブログです。
EmailAddress:
info.mjjfanclub.jp*gmail.com
の*を@に変えてください。

お知らせ

マイケル・ジャクソン「ONE」、チケット ON SALE NOW!!!
Man in the Music-スパイク・リー監督推薦図書
MJJFC.JPフェイスブック (TV情報 etc.)
カレンダー
最新記事
カテゴリ
リンク
文字サイズ変更ボタン
文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする
モバイルはこちらから
QR
カウンター
月別アーカイブ