ブラッド・サンドバーグとの会話(その1)

ウィラ:今回はブラッド・サンドバーグに加わっていただきました。大変光栄に思っています。ブラッドはマイケルとは20年近く一緒に仕事してきました。アルバム「Bad」、「Dangerous」、「HIStory」ではテクニカル・ディレクターを務め、ネバーランドのサウンドシステムの設計のサポートも手掛けています。「Bad」の制作中、マイケル・ジャクソンは彼に、"本物の本物のブラッド"というニックネームをつけていたそうです。「僕はブラッド、僕はブラッド、僕は本物の本物のブラッドだよ」という具合です。大笑いですね!

この1年(2014年)、ブラッドはアメリカとカナダ、欧州でセミナーを開催し、マイケル・ジャクソンとの仕事を通じてのレコーディングに対する彼の考えなどをファンたちと分かち合ってきました。私たちの友人であるリーシャやスーザン・ファースト、そしてジョー・ヴォーゲルが先日のトロントでのセミナーに参加し、聞いたところによれば素晴らしい内容だったということです。リーシャがブラッドに私たちとお話ししていただけませんかとお願いしたところ、彼は快諾してくれました。ブラッド、来てくれてありがとう!

ブラッド:ありがとう、ウィラ。君とリーシャとこうしていられることがとてもうれしいです。

ウィラ:あなたのセミナー、「 In the Studio with Michael Jackson」についてもっとお聞きしたいと思っています。ところでウォルト・ディズニー・ワールドでCaptain EOのレコーディングに関するスペシャル・セミナーを計画されているということですが、本当ですか?

ブラッド:私のセミナーはとても楽しい内容になっています。これで10回目だと思います。どれも少しずつ違っていて、時間によって省略したり加えたりしています。振り返れば1984年に初めてマイケルに会いました。場所はウェストレイク・スタジオで、彼はマット・フォージャーと「Captain EO」をレコーディングしていました。それ以来私はマットとはずっと友人で、数えきれないくらいマイケルのプロジェクトで一緒に仕事をしてきました。ディズニーは「Captain EO」を2014年にクローズするという雰囲気を漂わせています(※2015年6月現在、クローズの発表はありません)。だから、マットをオーランドまで連れて行って一緒にセミナーを開いたら楽しいだろうなと考えたんです。「Captain EO」に重点を置いたセミナーです。セミナーをより楽しいものにするためにスタジオでまる一日過ごすことにしています(「ファミリー・フライデー」ディナーつきです!)。参加者には翌日エプコットで合流して一緒にEOを見るというオプションを用意します。質問も受け付けますし、一日中パークをご一緒します。MJファンにとっては素晴らしい週末になると思います。

リーシャ:それでもまだ控えめなおっしゃり方ですよ。私がトロントで参加したセミナーは本当に素晴らしいものでした。「Captain EO」についてはこれまで十分に語られたり書かれたりすることがありませんでしたから、今度のセミナーは見逃せませんね。エプコット・センターで「Captain EO」を観るのは、ほかのどんな方法で観るのとも全く違う経験ですよね?「Captain EO」は初の4-D効果(3-Dに劇場内の特殊効果を加えている)を取り入れた映画というだけでなく、初めてサラウンド・サウンドを取り入れた映画でもあります。

ブラッド:その通り!この数か月、私はEOのことについてマット・フォージャーと話をしています。私は84年から85年のウェストレイクでは走り屋でした(食べ物を調達したり掃除をしたり、ケーブルをほどいたり)。マットの方は「Captain EO」のレコーディングです。ディズニーはEOのためだけにデジタル・サラウンド・システムを開発しました。マットは、シアター内でのサウンドをスタジオで再現しなければなりませんでした。だから部屋中スピーカーやケーブルだらけでした。すさまじいものでしたよ!でもそのおかげで彼はマイケル・サウンドをミックスすることができたし、ディズニーが作った巨大な劇場をそのサウンドで満たすことができているのです。

リーシャ:EOが最初、どのように計画され実行されたのかずっと不思議に思っていました。だからこのことについてマット・フォージャーからもっとお話が聞けるのではと期待しています。少し前にディズニーでEOを観る機会がありました。劇場のそこら中にスピーカーがありました。観客の後ろ側にもです。「Captain EO」は数多くの理由から、特にサウンドと4-D効果をいかに概念化しているかという点で、歴史上も重要です。こうしたものが出来上がっていく様子を目撃したなんて、さぞかしスリリングだったでしょうね、ブラッド。

ブラッド:面白い話があります。私と私の妻はディズニーのファンで、日曜日の夜にはディナーでディズニーランドへ行くんです。「Captain EO」が開幕した週末も、ロサンゼルスの半分とともに場内にいました。私がスタジオで関係していたものがディズニーランドに引き継がれているのを見るのは楽しかったですよ!おかしいかもしれませんが、自分たちで作ったTシャツをまだ持っています。ご質問に対しては、イエスです。あの劇場にはディズニー”4-D”効果が備わっています。コンピューターのスクリーンで見るよりも入り込めるようになっているのです。それに加えて、劇場のサウンドシステムはマットが調整しました。だから素晴らしい音なのです。

リーシャ:おかしくなんてありませんよ!喜んでまだお持ちなのでしょうね。素晴らしい思い出ですから。それはそうと、サウンドシステムが素晴らしいのはその通りですね。それに加えて、演劇的効果のすべてが大好きなんです。

例えば、座席の下にはケーブルがあって、映画に連動して振動させています。宇宙船が不時着すると、座席でその衝撃を感じることができるんです。小さいファンと霧吹き器も座席の裏側に備え付けられてますね。これもすばらしいです特殊効果です。フーターが鳴くと風が吹いて霧が顔にかかるようになっています。フーターの鼻から出てきみたいですよね!

ウィラ:面白いですね!

リーシャ:でしょ?考え付くすべての方向から照明の効果があって、座席の下からも光がきます。「首領」が美しい女神に変身するときにはディスコのミラーボールのような特殊効果です。例えばマイケル・ジャクソンの電飾コスチュームを覆うたくさんの小さなカラフルなライトは、これ以上のやり方はないというくらいの使い方で大スクリーンに映し出されます。

サラウンド・サウンドも本当に楽しいですね。特に闘うシーンで、レーザーの発射音が劇場中の四方八方から聞こえてくるところが印象的です。劇場の後ろ側から前に向かって頭上を飛び交うように聞こえます。観客は映像中のアクションに入り込んじゃいますよね。今度「Captain EO」が終了してしまったら、マイケル・ジャクソンやジョージ・ルーカス、フランシス・フォード・コッポラといった史上最高の創作チームがもともと企図していたようにこのフィルムを観ることは二度とできなくなるのではと心配しています。もう最後のチャンスなのかもしれません。

(その2)につづく
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