マイケル・ジャクソン・スタイルの背後にいた男

ミリタリー・スタイル、きらめく白いグローブ、黒のパンツとソックス・・・・これらはマイケル・ジャクソンの伝説となったトレードマークだ。それらの背後にいたチームとは?25年もの間、マイケル・ブッシュとパートナーのデニス・トンプキンス(2011年に逝去)はマイケル・ジャクソンのプライベートのそしてツアー衣装を創り出してきた。衣装をデザインし、靴やアクセサリーをデザインした。

少し前、私はマイケル・ブッシュと話をし、ほぼ25年間続いたあの黄金の時代を振り返った。

ルカ・ネスコヴィック:マイケルと仕事をし始めたのは「キャプテンEO」のセットからで合ってますか?

マイケル・ブッシュ:そうです!キャストやダンサーたち、キャラクターたちの服を製作するにあたって雇われたのです。そしてそれが終わった時、今度は彼に服を着せるために雇われたのです。1985年のことです。それ以来ずっと、私は彼と仕事をしていたのです。

LN:彼の第一印象は?

MLB:彼はとてもシャイでした。彼は探していたのだと思います、いっしょに楽しめる人を、・・・私たちは歳が同じでしたから・・・彼はとてもジョーク好きだったのです。彼はふざけるのが好きだったんです。彼は私を笑わせましたし、私も彼を笑わせました。思うに、これが仕事の大部分だったのではないでしょうか・・・良い時間を過ごすために。

LN:彼と仕事を始める前に、彼のスタイルについてどう思っていましたか?

BLM:彼は自分のスタイルを探していました。彼と仕事を始めた時、彼はまだ兄弟たちと一緒にいたんです。Victoryツアーの後です。そして自分自身のBADツアーに向けて動き出していました。自分の音楽のスタイルに合うものを探していたのです。アルバム「BAD」のとても都会的な、ストリート・ミュージックに合うものを。彼が生み出すサウンドのヴィジュアルに合うものを探していたんです。だから、私たちはそれに手をつけたのです。それが大量の警察のバッジであり、ストリート・ファッションなのです。

LN:ニューアルバムのための新しいイメージを作っていた?

BLM:そうです。彼はどのアルバムに対してもそうしていました。アルバムごとにちょっと変えるんです。特にツアーのためにはね。それでも、ミリタリーの影響はとても強かったです。

LN:パフォーマンスというのは彼にどのような影響を与えていましたか?

MLB:彼のベストがそうであったように、マイケルはライブ・パフォーマンスが大好きでした。彼は常に100%でした。だから、パフォーマンスによって大量の水分や体重を失ったのです。もう一度同じことができるようまでに回復するには数日かかりました。彼は運動選手顔負けで、しかも持久力もありました。マイケルは練習で毎日ダンスしていました。ショーをやる体力をつけるためです。

LN:BADツアーのセカンド・レグはファースト・レグよりも出来が良かったと思いますか?

MLB:私としては、ベストは開幕の日本です。なぜなら全く新しい、マイケルの最初のソロ・ツアーだったからです。つまり、わたしにとっては同じだったのです・・・例えばドイツやフランスやイギリスのファンはとてもアグレッシブです。でもアジアのオーディエンスはとても静かです。マイケルは自己表現が好きでした。彼は、アジアのオーディエンスに、自分がパフォーマンスすることでどれほどハッピーなのか、体で表現させたいと思っていたのです。

LN:当時、彼が治療に取り組んでいた皮膚病の白斑について知っていましたか?

MLB:いいえ。マイケルは87年にそのことを私に話しました。BADツアーの中盤ころです。それはマイケルにとってとてもプライベートなことでした。彼の私生活であるという意味です。自分でどうにもできないことで人々が彼を嫌うことを彼はとても恐れていたのです。彼は人々の感覚についてとても神経質でした。

LN:BAD期のいつごろからか、彼がアームバンドをするようになったと思うのですが。

MLB:少し前からするようになっていました。でも「Smooth Criminal」のビデオの白いスーツに青いアームバンドから本格的になりました。マイケルの服のトレードマークが出来上がったのはこの時です。ペプシのコマーシャルでもつけています。赤いやつです。でも「Smooth Criminal」をやってからは、どこでもアームバンドをつけています。

LN:アームバンドにはどういう意味があるのですか?

MLB:それはマイケルなんです。見ればオーディエンスがそれとわかるようなものなのを彼は望んでいたのです。ジャケットにアームバンドがあれば、それはマイケル、ということです。

LN:それでは数字の777の意味は?

MLB:マイケルは家族の中で7番目の子供です。そして彼は1958年に生まれました。19+58は77です。それ以上の意味はありません。マイケルは、「こうすれば、みんなどういう意味だろうと不思議がるから覚えてもらえる」というようなことを言っていました。だから、言ってみれば教育みたいなものだったんですよ。なぜ、そうなるのかという。

LN:それではCTEは?

MLB:帽子から取り出した3文字というだけのことですよ。服につけるためだったんです。最初にシャツを作った時には文字は何もありませんでした。それで彼が「飾りが少し必要だね」と言ったのです。CTEの文字はそうして出来上がったのです。

LN:HIStoryツアーで彼が着ていた金色の衣装についてですが、あれはヴェルサーチのデザインですか?それともあなたですか?

MLB:私たち、私とデニス・トンプキンスです。

LN:でもヴェルサーチということになってますが。

MLB:それは、ヴェルサーチがよくやるもの見えたからですよ。それにヴェルサーチ自身も、自分じゃないとは誰にも言いませんでした。だから、彼は自分でやったものではないもので有名になったのです。私とパートナーは、自分たちがやったとわかっています。そしてファンもそれを知っています。だから私たちは誰にも話す必要はなかったのです。

LN:マイケルとヴェルサーチとのコラボレーションはあったのですか?

MLB:ヴェルサーチはDangerousツアーのミラノ公演で私たちのショーを観に来ました。そういうことです。

LN:マイケルのスタイリストだったルシュカ・バーグマンの作品をどう思いますか?

MLB:イタリア・ヴォーグのやつですか?彼女は違うやり方をしましたね。彼女は大量の服を買いました。買えるものはなんでも。そしてマイケルのところへ持って行ったのです。私たちはそういうことはしませんでした。私はマイケルのために特別に作っていたのです。

LN:彼女はマイケルのトレードマークのスタイルを変えたと思いますか?

MLB:いいえ。なぜならそれは誰か他の人のスタイルだからです。店へ行って大量の服を買って誰かのところへ持っていくというのはとても簡単なことです。それは違う種類の仕事であり、彼女は他の人のスタイルをマイケルに与えたのです。マイケルのスタイルではありません。彼女はバーマン・スタイルをマイケルに与えました。マイケルのスタイルではありません。それが、彼女がしたことです。それが彼女の仕事なのです。

LN:彼女の仕事はとても興味深いと思っています。エボニー誌の表紙はどうですか?

MLB:ああ、とてもいいですね。美しい。エボニーはマイケルをファッション・モデルのように見せています。私のマイケルとの仕事は彼をエンタテイナー、ダンサーのように見せることです。

LN:2005年の裁判の時はあなたは裁判所へ行く彼のためにどんなことをしていたのですか?

MLB:彼は毎日違って見えましたよね。パートナーのデニスはスタジオにずっといて翌日の服を作っていました。だから私は朝の3時にそれを持って車に乗り込み、家を出てネバーランドまで運転し、朝6時にマイケルと会っていました。彼のメーク係のカレン(・フェイ)が仕上げをしました。彼は食事を済ませ、それから私たちは少しばかり話をし、ネクタイとか飾りとかすべてがちゃんとしていることを確認し、裁判所に出かける、という具合でした。

LN:彼はどんな話を?

MLB:私とは、裁判とは関係ないありとあらゆる話をしました。外の太陽のこととか、ネバーランドの花がきれいだとか、家に帰ったら何をするのかなどです。そんな内容です。法廷での出来事ではありません。それは彼にとって辛すぎるものでした。

LN:裁判後、あなたはマイケルと連絡を取っていましたか?

MLB:少しだけですね。マイケルはバーレーンへ行ってしまいましたから。時差があるのであまり連絡はとりませんでした。彼は家族と過ごすことを希望していました。私は彼の私服を作りました。他の誰もそれを見ていないです。彼のプライベートですから。

LN:例のカムバックについては彼は喜んでいましたか?

MLB:それはとても喜んでいましたよ。子供たちに彼の仕事を見せたがっていたのです。

LN:マイケルについて最後(亡くなる前の晩)に覚えていることを教えてください。

MLB:車の座席に座っているマイケルに話しかけました。「私の人生をまた変えてくれてありがとう」って。ツアーに出ようとしていましたし、私の人生は変わりました。マイケルは、「バースト(彼は私をバーストと呼んでいました)、君こそ僕を変えてくれたよ」って言ってくれましたよ。あの強いハグを私は忘れないでしょう。

Source :HUFFPOST STYLE / ALL THINGS MICHAEL
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