元ボディーガードへのインタビュー(MJJC) その1

「Remember The Time: Protecting Michael Jackson in his final days」を出版したビル・ホイットフィールドとジャヴォン・ベアードへのMJJCによるインタビュー。

なぜ本を書きたいと思ったのですか?
私たちの知るマイケル・ジャクソンについてお話しようと思い、「Remember The Time」を書いたのです。マイケル・ジャクソンのファンや支持者であれば、彼の個人的な面についてもっと知っておいてもいいと思います。人となりだけでなく、男として、父親として、彼がどのような苦労をしたかといったことについて知っておくべきです。又聞きした内容を繰り返すだけの人ではなく、そこにいた人からの説明を聞いておくべきだと思っています。

私たちは長い間、書くべきか書かざるべきか悩みました。基本的には、ミスター・ジャクソンのプライバシーを尊重し、安らかに眠ってほしいと思っている人と同意見ですが、最終的には、ファンの皆さんにとっては知るに値する、そしてできれば、ファンでない人にも親近感や真実をもたらしてくれるだろうという結論に達しました。それに、私たちにはミスター・ジャクソンとの時間について世界に語る義務があるとも感じています。このような話ができるのは他に誰もいないからです。ラスベガスでのミスター・ジャクソンの滞在中、つまり、アイルランドから戻って「This Is It」がスタートするまでの間ですが、周りにはあまり人がいませんでした。ほとんどの時間は、私たちとミスター・ジャクソン、そして3人の子供たちしかいませんでした。ミスター・ジャクソンは自分で話す機会を奪われました。そして子供たちは、当時起きていたことについて理解するには幼すぎました。残っているのは私たちです。もし世界が、この愛すべき素晴らしい人の身の上に起こったことを完全に理解したいのであれば、これは話されるべきストーリーなのです。私たちは、マイケル・ジャクソンがどのように亡くなったのかを知っています。私たちの狙いは、人々がなぜを理解する手助けをすることなのです。

執筆にはどれくらいの時間がかかりましたか?マイケル・ジャクソンを守ってきたという経験を言葉にするのは難しかったでしょうか?ぜひそのあたりをお聞かせください。
時間がかかり、しかも難しかったのは、私たちのやり方や方針を理解してくれる出版社を見つけることでした。生前のミスター・ジャクソンの周りには、彼をあらゆる手段で利用しようとしている強欲な人たちであふれていました。私たちは彼とそれを見ていましたし、亡くなった後も見てきました。私たちが知っていることを狙って近づいてきたのです。二年近く、断続的に、お願いする可能性のある人たちと時間をかけて話をしました。信頼できて満足できるパートナーを見つけると、本を書く実際の時間は1年ほどでした。私たちは数日かけて、私たちのストーリーを振り返り、話しました。その後の数カ月は電話で、チャプターを考えたり編集したりして費やしました。

そもそも、私たちが体験したことを話すのが難しいことでした。「もっとできることがあったのでは?」と考えさせられ、腹が立つことがしばしばでした。彼に起きた良くないことを思い出すのはとても辛いことでした。彼は平穏ではありませんでした。メディアで悪く書かれ、信じることができない人がたくさんいたのですから。私たちはそういうことから彼を守りたいと思っていましたが、どうにもできないこともたくさんありました。でも、ミスター・ジャクソンとの時間を書けば書くほど、思い出せば思い出すほど、私たちが正しかったということがわかってきました。

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マイケルに関するほとんどの本は、センセーショナリズムで書かれています。お二人の本はそうではありません。それはどうしてでしょうか。そして、本を書くアプローチとして、普通の語り口をとっているのはなぜでしょうか?
センセーショナリズムというのは私たちが書きたかったこととは反対のことです。まず何より、ミスター・ジャクソンと過ごした時間は「センセーショナル」ではありませんでした。いい意味でも悪い意味でもです。タブロイド的スキャンダルはありませんでしたが、売り切れ続出のスタジアムコンサートもありませんでした。ミスター・ジャクソンとの2年半のほとんどは静かな時間でした。子育てや家のことに集中していたのです。家族や彼のビジネスに関わる緊張感やドラマがたくさんありましたが、人に見せるようなものではありませんでした。だから私たちがお話するというのは、カメラのないところでの真の姿を見ていただく機会なのです。

いつも言っているのですが、私たちはキング・オブ・ポップのために働いていたのではないのです。マイケル・ジャクソンのために働いていたのです。それは二人の違う人だったのです。私たちがタブロイド的出来事が起きたのを見たのは、最後の最後、This Is Itが動き出した時です。そしてそれは健康的なものではありませんでした。でも私たちはその直接の関係者ではありませんでした。私たちはラスベガスで待機していて、ミスター・ジャクソンのビジネスの一部を処理していました。ロンドンで彼と合流することになっていたのです。彼が借りることになっていた邸宅のセキュリティを担当することになっていたのです。

私たちは、堅苦しくなく、会話をするような感じでお話するという選択をしました。起きたことそのままに読者に伝えるためです。マイケル・ジャクソンについて書かれているのは、彼を理想化するか、あるいはどん底に突き落とすようなものです。私たちは、彼にふさわしい敬意を表した、そして彼のレガシーをたたえるような本を望んでいました。そして、地に足が付いていて、本当の普通の人として彼を示すような本。なぜならそれこそが、人々が最も彼を誤解しているところだからです。タブロイドはいつも、彼をマンガのように描こうとしていました。でもキング・オブ・ポップというスペクタクルの陰には、愛と寛大さにあふれた一人の人間が、痛みと孤独に苦しんだ一人の人間がいたのです。私たちは一人の人間を世界に示したかったのです。なぜなら、マイケル・ジャクソンは一人の人間として扱われてもいいのではと思うからです。

それに、私たち独自の視点からお話ししようとも決めました。又聞きの憶測や、他のマイケル・ジャクソン本の常であるタブロイド話のリサイクルを避けるためです。メディアのミスター・ジャクソンの生涯の扱い方を見ると、今までに彼について書かれたもので自分たちが直接見たものでないものは全く信用できません。ミスター・ジャクソンについて一般に広く知られていること(例えばアルバム「Thriller」は何枚売れたなど)や公的な記録によって確かめられている基本的な事実(例えばネバーランドの抵当権はどれくらいかなど)というものに触れる以外は、この本では私たちが見たり聞いたりしたことや私たちがどう反応し、どう感じたかといったことの説明に徹しています。できるだけ正直に、そしてリアルにしたかったのです。

マイケルの過去に関わった多くの人々は彼について知っていること、彼と仕事をしたということを金に換えてきました。お二人がこの本を書こうと思った動機を聞かせてもらえますか?
お金は決して私たちの動機ではありません。ミスター・ジャクソンの生涯の中のスキャンダラスな要素について悪く言うようにとのタブロイドからの金銭の提供は断りました(実際、悪く言うようなことは知りません。なぜならそれは私たちが知る彼ではないからです)。この本の序章で議論している通り、私たちは、多額の前金欲しさにタブロイドネタを探している大きな出版社にこの話を売るというようなことはしませんでした。私たちが書いてみたい本に賭けてわずかでもお金を出してくれる小さな出版社と話を進めたのです。その前金も自分たちのためには一切使っていません。ミスター・ジャクソンのストーリーがきちんと書かれるようにと私たちは投資したのです。その大部分は、ライターであるニューヨーク・タイムズのベストセラー作家のタナー・コルビーへの報酬です。彼なら、内容にふさわしい敬意をもって私たちの話を扱ってくれると思ったのです。残りはいろいろな費用となりました。編集の方に会うための旅費などです。この本でお金を得る唯一の道は、一番後回しです。私たちがいい仕事をした、これは支持するに足る本だとファンの皆さんが思ってくれれば、それが私たちの報酬になるのです。

(その2)へつづく
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