西寺郷太が語る 「『エスケイプ』につながるグルーヴィー・マイケルの系譜」

遂に解禁となったマイケル・ジャクソン、3年半ぶりの「ニューアルバム」、『エスケイプ』。KKBOXではジャクソン5やジャクソンズ時代から今回の最新作『エスケイプ』まで、ポップミュージック史に燦然と輝く歴代のマイケルの名曲群1,336曲が全て聴き放題!マイケルを語らせれば日本で(世界でも?)右に出る者のいないミュージシャン西寺郷太氏が、『エスケイプ』の魅力を特別解説。さらに、「『エスケイプ』につながるグルーヴィー・マイケルの系譜」というテーマでマイケルの過去の音源から12曲をKKBOXのためにセレクトしてくれた。

40年の現役キャリアを持つマイケルには、生前から膨大な数の未発表曲があると言われていました。でも、マイケルの死後、おそらくは音源のリークを避けるために、それらの未発表音源にタッチできる人は非常に限られていた。要は、マイケルの音楽や現在の音楽シーンに対して深い見識を持っている人が制作の現場にあまりいなかったんです。

前作『MICHAEL』や『バッド』の25周年盤に収められていた未発表曲と今作『エスケイプ』の大きな違いは、エピック会長L.A.リードが司令塔となってティンバランドを筆頭とする第一線の名プロデューサーに仕事を振り分け、2014年にリリースされる「普通の新曲」のようなテイストに仕上げられていることですね。

それと、前作『MICHAEL』がリリースされた3年半前とは時代背景も変わってきています。
ジャスティン・ティンバーレイクやダフト・パンクやファレル・ウィリアムスといったマイケルを尊敬するアーティストたちの新作がその後にリリースされたことで、マイケルの、特に『オフ・ザ・ウォール』期を彷彿とさせるようなグルーヴィーでハッピーなサウンドが、今の時代のサウンドとして蘇ってきているんですよね。
なので、きっと今回の『エスケイプ』はたくさんのリスナーから大歓迎されることになると思います。特に日本でマイケル好きの評論家やライターの多くは、マイケルのこういうグルーヴィーな側面、アルバムでいうと『オフ・ザ・ウォール』と『デンジャラス』が大好きですからね。

ただ、マイケルという音楽家は、実はそんなにわかりやすい人じゃないんです。
その本筋は、アルバムでいうと『バッド』や『ヒストリー』に顕著なように、ものすごくオリジナルで、曲によっては気持ちの悪い、後の時代に誰も真似をしていないような変なサウンド、ある意味幼稚かつ研ぎすまされた天才の音楽であるところだと思うんです。今作『エスケイプ』は、そうした『バッド』『ヒストリー』の系譜にあるアルバムではなく、『オフ・ザ・ウォール』『デンジャラス』の系譜にあるアルバムと言えます。

ちなみに、『スリラー』はそのちょうど中間にある作品と言えるでしょうね。ジャスティン・ティンバーレイクやファレルのアルバムを聴くように、とても軽い気持ちで聴ける『エスケイプ』は、現在の音楽ファンにとても「受ける」作品だと思います。今回はそんな『エスケイプ』につながるグルーヴィー・マイケルの系譜というテーマで、KKBOXのために12曲を選曲させてもらいました。

ソース:kkbox.com / ELECTRO89co.,ltd.
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