AEG裁判:もしマイケル・ジャクソンが生きていたら?

マイケル・ジャクソンが生きていたら、彼は55歳の誕生日を祝い、そしてカムバックによる収入は世界に知れ渡っていたであろう。映画製作という新しいキャリアに乗り出していたかもしれず、おそらく、彼の長男を同じ方向へと促していただろう。

ジャクソンが計画していたカムバック・コンサートのプロモーターを訴えた彼の母親の裁判が終わろうとしているが、陪審員はまもなく、キング・オブ・ポップが生きていたら成し遂げていたであろうことについて考慮することになるかもしれない。

21週間にわたって50人の証人が登場した本裁判を通じて、6人の男性と6人の女性からなる陪審員は、ジャクソンの野望と、3人の子供たちと母親への疑いようのない献身的愛情についての証拠を聞いた。もし陪審員が、AEGライブにはジャクソンの死について責任があると判断すれば、その次には、愛する父や息子を失ったこと、そして1000万ドルは稼いだであろう収入についての補償額について陪審員は決定しなければならない。

ジャクソン家に補償する額を決定するために、陪審員は、2009年にプロポフォールを過剰投与したとして過失致死罪で有罪となった医師をAEGライブが雇ったと判断する必要があるだろう。AEGはコンラッド・マーレー医師を雇ったことを否定し、ジャクソンの死についてはいかなる責任も負っていないと主張している。AEGライブの弁護士は、「This Is It」の準備が始まる以前の数年間、マーレーがジャクソンを診療していたことについての証拠を挙げ、受けている医療については秘密としていたとする証言を得た。

ジャクソン家に対する補償額を陪審員が決定する必要があるということになるかどうかはさておき、本裁判では、マイケル・ジャクソンのツアー後の計画についての新たな詳細が明らかとなった。

ジャクソンは、2009年7月に開幕することになっていた「This Is It」を終えた後、映画製作者としてのあらたなキャリアに興味を持っていたと複数の証人が証言した。「This Is It」の契約には、ロンドンのO2アリーナでの50公演を完遂した後の世界ツアーの条項が含まれていたが、AEGライブの幹部たちは世界ツアーは不確定だったと述べている。

「This Is It」の成否がジャクソンの将来を左右していただろう。息子のプリンスや信頼されていた甥を含む多くの証人の証言によれば、ジャクソンは映画製作者としての第二のキャリアを見据えていた。彼は「Thriller」や「Remember the Time」などの長尺のミュージック・ビデオを映画と見なしていたが、エジプトのツタンカーメン王やシカゴのギャングを題材にしたより大きなプロジェクトを視野に入れていたのである。

プリンスは裁判の中で、彼の父は映画を二度、彼に見せていたと振り返った。一度目は、撮影を一緒に分析できるように音なしだったという。プリンスはショー・ビジネスに大きな希望を抱いており、陪審員に対して、映画学校を考えていること、それが、ジャクソンが健在であれば彼をそこへ導いたであろう決心だったと述べた。

ジャクソンは甥のタジに対しても同様に映画製作の勉強をすべきだと勧め、2009年時点ではまだ主流ではなかった3-D技術について注目するように促していた。「彼は、その技術が大好きで、それを使って画期的なことをしたいと思っていました」とタジは述べた。叔父は有名な監督たちと仕事をすること、そして「Smooth Criminal」などの自身のヒット曲をベースにした映画を作ることについて語っていた、とタジは述べた。

裁判では、3人の子供たちへのジャクソンの献身について重点が置かれた。ジャクソンは子供たちのプライバシーを厳格に守り、公衆の前ではしばしばマスクを着用させていた。ジャクソンの死以来、プリンス、パリス、ブランケットらは有名人となり、その顔も今ではよく知られている。

子供たちは現在キャサリン・ジャクソンと暮らしており、エステートに支援されている。エステートはジャクソンの巨大な負債をなくし、彼の音楽への注目を高く保っている。しかし父親の死は、子供たちから守護者を奪い、父親を奪ったのだ。裁判では誰に聞いても、父としてのジャクソンは子供たちの幸せを願い、他者を助けることを子供たちに教えていたと語られた。

一方、AEG側の弁護士や証人たちは、裁判の中でジャクソンについて違う見通しを提示し、ジャクソンが多大の負債を負っていた、死の数ヶ月前には死因となった麻酔薬を求めていたという証拠を示した。

ジャクソンは、象徴的資産であるSony/ATVカタログ(ビートルズなどのトップアーティストの楽曲を保有)を失う危機に瀕していた、とAEG側の証人たちが陪審員に語った。また裁判を通じてジャクソンの医療記録も詳細に明かされ、マーレーとの関係についても新事実が明かされた。

ジャクソンを診療した医師によれば、マーレーはジャクソンをともない2007年にラスベガスで美容処置診療の予約を行い、支払いもしていたという。AEGの弁護士は、マーレーはジャクソンの専属医であり、AEGライブは単に、「This Is It」ツアーに同行する報酬として同医師へ月15万ドルを前払いしていただけに過ぎないと主張してきた。

AEGがマーレーを雇ったという判断に対しては9人の陪審員の同意が必要だ。そうなった場合には、次に陪審員たちは、マイケル・ジャクソンの抱いていた大きな希望について様々な仮説を検討することになる。

ソース:ABC News
関連記事
Google検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

MJJFANCLUB.JP

Author:MJJFANCLUB.JP
* このブログはマイケル・ジャクソンのNewsブログです。
EmailAddress:
info.mjjfanclub.jp*gmail.com
の*を@に変えてください。

お知らせ

マイケル・ジャクソン「ONE」、チケット ON SALE NOW!!!
Man in the Music-スパイク・リー監督推薦図書
MJJFC.JPフェイスブック (TV情報 etc.)
カレンダー
最新記事
カテゴリ
リンク
文字サイズ変更ボタン
文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする
モバイルはこちらから
QR
カウンター
WHAT ABOUT US
月別アーカイブ