ジョー・ボーゲル:没後4年、「Michael Jackson One」は、彼の音楽がなぜ生き続けているのかを見せてくれる(その1)

マイケル・ジャクソンはこの夏55歳となった。彼がどこにいようとも、エボニー誌に対する最後のインタビューで語っていたことがその通りになっているのを見て、喜んでいるに違いない。「彫刻でも絵画でも音楽でも文学でも、自分で作ったものが生きながらえて欲しいと思うものだ。それが死から逃れる方法。僕が作品に魂を込めようとする理由なんだ」。彼はこう語っていたのである。

早すぎる死から4年が経ったが、ジャクソンのこの言葉はこれ以上ないほどに先見性に満ちたものであった。彼が遺したアートは栄華を極めている。現在進行中の長期に渡る猥雑な不法死亡訴訟でも、一般の認識には傷はほとんどついていない(特に、この裁判を密着して追っていた者ほど、最後の十年間の彼に対して、もっと同情の余地があり、そしてより人間味があったということに気付いているように思える)。その一方で、新しい世代のジャクソン・ファンたち(彼と共に成長していた世界的な膨大なファンの基盤に加わった)によって、彼は21世紀の最も影響力のある故人のアーティストとなった。

信じられないって?証拠を挙げよう。ジャクソンはいまだ、iTuneで最大のセールスのアーティストである。現在のポップ・ミュージックは「Thriller」へのオマージュである(ダフト・パンクやジャスティン・ティンバーレイク、ロビン・シック、ブルーノ・マーズ、ジェイ・Zを見て欲しい。ジェイ・Zにいたっては、最新作「Magna Carta... Holy Grail」で何度もキング・オブ・ポップの名前を出している)。2012年、シルク・ドゥ・ソレイユの「Michael Jackson Immortal World Tour」はレディー・ガガ、コールドプレイ、そしてカニエ・ウェストらのワールド・ツアーを上回る収益を上げ、最近、世界での収入が2億7000万ドルを越えている。スパイク・リーが監督したアルバム「BAD」のドキュメンタリーは、カンヌ映画祭で上映されて高い評価を受け、感謝祭の夜にはABCで放映された。一方で、ジャクソンは研究者や大学の教員たちの注目を集めており、新しいエッセイ集が出版され、デューク大学ではマーク・アンソニー・ニール博士による「Michael Jackson and the Black Performance Tradition」という講座が開設された。

シルク・ドゥ・ソレイユのラスベガス・マンダレイ・ベイでの常設ショー「Michael Jackson ONE」もこれらのリストに加えよう。8月29日のバースデー・スペシャル・パフォーマンスでは、上に挙げたことが具体的になった。典型的な上辺だけの知覚的刺激の応酬からは程遠い、社会的意識が高くソウルフルで元気をもらえる経験というものが、「Michael Jackson ONE」にはあるということに観客は気付くのである。ショーが終わる頃には、満員の観客(世代を越えた様々な層だ)は、立ち上がって拍手を送るだけではなく、通路で踊り出していた。
その2に続く)

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