AEG裁判9月4日

マイケルの薬物中毒は、長期間にわたる「予後不良」を招き、睡眠補助の為に医師らが行った麻酔薬の投与の一つ一つが、「ロシアン・ルーレット」のようなものだった。AEGライブが雇った中毒の専門家ポール・アーリー医師が証言した。

しかしジャクソン家側の弁護士は、アーリー医師の信頼性と中立性に異を唱え、ジャクソンが亡くなった3週間後に執筆したブログの内容について指摘した。そのブログでは、ジャクソンが手術用麻酔薬プロポフォール中毒であったと結論づけていたとジャクソン家側の弁護士は主張した。

アーリー医師はプロポフォール中毒の研究基金のためにAEGライブから5万3000ドルを受け取っていた。その上、不法死亡訴訟の被告側弁護士を助けて報酬を得ていることも、この研究の出版社、共同研究者、読者らに明かしていなかった。ジャクソン家側弁護士はこう主張した。

ジャクソン家側の弁護士ケヴィン・ボイルは火曜日に引き続き水曜日もアーリー医師を執拗に攻撃した。水曜日は証言第79日目だった。

残る証人はあと一握りで、裁判が終わりに近づいていることを陪審員らは火曜日に知った。両陣営の弁護士らの見通しによれば、最終弁論は9月23日ころになるという。本裁判は4月に開始された。判事は、陪審員が評決を審理する間、彼らを「部分的に隔離する」ことを考慮しているということは、陪審員たちには言っていない。

コンラッド・マーレーは警察に対し、マイケル・ジャクソンがカムバック・ツアー開催に向けて準備をしている間、不眠症治療のためにプロポフォールを60日間投与していたと供述している。2009年6月25日のマイケル・ジャクソンの死はプロポフォールの過剰投与が原因であると検視局は断定している。

「マイケル・ジャクソン:特権階級の中毒」と題されたブログを2009年に執筆しているにもかかわらず、アーリー医師は火曜日に、「彼がプロポフォール中毒だったという証拠は不十分だ」と証言した。

「彼は当初、適切な医療手順のもとにプロポフォールを投与されていましたが、ある時点から、プロポフォールを投与してくれる医師を探し始めました」とアーリー医師は証言した。

最後の二度の「ドクター・ショッピング」は2009年3月末と4月で、ある麻酔専門医にツアーに同行することを求め、そして看護師には麻酔専門医を探してくれるよう頼んでいた、とアーリー医師は述べた。

アーリー医師によれば、AEGライブの共同CEOポール・ゴンガウェアが2009年6月にジャクソンのアシスタントに対しメールを送り、マーレーが「This Is It」ツアーの専属医としての仕事を引き受けたことを知らせた後もジャクソンの医師探しが続いていたとする証拠はないと述べた。「月15万ドルで引き受けた」とゴンガウェアは書いていた。

ジャクソン家側の弁護士は、マーレーが毎日面倒をみるようになってからジャクソンの健康状態が悪化し始めたということを示す危険な兆候をAEGライブは無視したと主張している。ショーに従事していた者らの中には、長年やってきた標準的なダンスができず、歌詞も思い出せない妄想的で弱ったマイケルの様子を説明する電子メールを送っていた者もいる。

ジャクソン家側の立場で6月に証言したハーバード大メディカル・スクールの睡眠の専門家は、60日間にも及ぶプロポフォールの投与はジャクソンのレム睡眠を奪ったと結論づけた。レム睡眠は脳と体のために必要不可欠な睡眠である。

「ミスター・ジャクソンに現れていた症状は、慢性的な不眠の患者に見られるものと一致しています」とその専門家、チャールズ・ツァイスラー医師は証言している。

アーリー医師は、マイケルがオピオイド中毒であったと証言した。オピオイドとは鎮痛剤のことで、頭皮の火傷の痛みのために90年代初頭から医師による投与が始まった。この中毒とプロポフォールの投与の複合作用によって、仮に2009年に亡くならなかったとしても寿命は縮まっただろうとアーリー医師は述べ、プロポフォールの投与の一回一回が「ロシアン・ルーレットのようなものだ」と証言した。

ジャクソンの死に対してAEGライブに責任があると陪審員が判断した場合、ジャクソンがどのくらい生きたか、どのくらいお金を稼いだか、ということが重要となる。ジャクソン家側の弁護士は、その後数年間にわたる世界ツアーで15億ドル以上を稼いでいただろうと主張している。

アーリー医師は、富と名声のために、回復するという彼の望みは期待薄だったと証言した。

2011年にプロポフォール中毒のコンサルタントとしてAEGライブがアーリー医師を雇った直後、AEGライブは、のちに「プロポロール中毒:22の症例の研究」と題された論文となった彼の研究の資金を提供することに同意した。アメリカ中毒学会はこの論文を2013年3月に出版した。

アーリー医師は、AEGライブの資金提供は、彼の研究の結論やこの裁判での証言には影響していないと強調した。

しかしジャクソン家側の弁護士は、論文を掲載した学術誌や共同研究者らに対して、この裁判で専門家証人として報酬を受けていることを明かすことを怠ったとしてアーリー医師を攻撃した。アーリー医師は、AEGライブのために研究をしているということは知らせていたが、裁判のことを「無関係なこと」と述べた。「ヘルスケアの専門家たちにとっては裁判は関係ないことです。論文の理解に対して影響はないと思います」とアーリー医師は述べた。

ソース:editioncnn.com & MJWN
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