AEG裁判:シェフの証言とパリス、プリンスの宣誓ビデオ(その2)

ダディとの食事

食事は「絆を深めるための時間」だったとチェイスは述べた。「子供たちとのプライベートな時間だったのです」。

チェイス(パリのコルドン・ブルー卒)は昼食ごとに異なるテーマでテーブルをセットし、さまざまな国々のレシピを取り上げていた。だから子供たちは食べながらにして学ぶことができた。

「ある日、私たちは東インドの料理を食べていました。私たちが食べているものはインドのどの部分から来たものなのか、というような話をしました」と彼女は述べた。

健康食の単調さを解消するための「コンフォート・フードの土曜日」。子供たちはそれを楽しみにしていた(フライド・チキンもそれに含まれることがあった)。

マイケル・ジャクソンは「メキシコ料理にハマって」おり、お気に入りはヴェーガン(ヴェジタリアン)・タコスだったという。ジャクソン家側の弁護士はその料理の写真を陪審員らに提示した。

4月:「心地よい愛」


キャロルウッド・ドライヴの邸宅に鳴っていた音楽はディズニーやローリング・ストーンズ、デヴィッド・ボウイ、そしてクラシックだった、とチェイスは語った。外は暖かくても暖炉は燃えていた。「それは心地よいものでした」とチェイスは証言した。

家の中で鳴いている動物たち。チョコレート色のラブラドールのケニア、ネコのケイティとスリラー、ウサギ、「可愛い女の子が近寄ると鳴く」しゃべる鳥などがいたとチェイスは述べた。

プリンスはネズミを飼っていて連れてまわっていた。パリスは動物たちのために裏庭の人形の家でティーパーティーを開いていた。土曜日になると子供たちがプールで泳ぎ、イヌのケニアも一緒にプールに飛び込んでいた。

父親がリハーサルから帰宅すると、子供たちは「イナズマのように彼に駆け寄っていました。子供たちは彼にすがりついていました。それを見ると私は涙が出たものです」とチェイスは語った。

ジャクソンは子供たちとゲームをし、一日の終りには本を読み聞かせていたという。「子供たちといる彼のパーソナリティーは暖かく愛情に溢れていました」。

ジャクソンは「必要な時には厳しかった」とチェイスは語った。子供たちは決まった時間にベッドに入らなければならず、そして勉強はスケジュール通りだったという。

カタツムリの飼育


ジャクソンは子供たちのために勉強が「双方向」であることに気を配っていた。その中にはパリスのための科学の課題があり、カタツムリを夜に捜すというものもあったという。

「お父さんカタツムリはいるんだけど、お母さんと赤ちゃんがいないの」とある晩パリスはチェイスに言ったという。それがきっかけで家の周りでのカタツムリ獲りになったとチェイスは述べた。

「自分の娘と私が夜に外でカタツムリ獲りをしていることについて彼がどう思うだろうとは思いましたが、彼は問題とはしませんでした」。

ジャクソンは、キッチン・カウンターの花瓶の中にカタツムリ牧場を作るパリスたちに加わった。

「しあわせの箱」


ジャクソンのために3月、4月と働いた後、5月になって突然チェイスはクビになった。「マネジメントの変更」のためだとジャクソンのアシスタントは彼女に告げた。子供たちにさよならを言うことも許されなかったという。

そのアシスタントは1ヵ月後に彼女を呼び戻し、元の仕事に就いてくれるようにと要請した。だがこの時、彼女の報酬はAEGが削減することになると彼女は告げられたという。

パリスが彼女の復帰を贈り物で歓迎した。それは、パリスが「しあわせの箱」と命名した、動物のぬいぐるみやぬり絵の本が詰まった靴箱だった。

パリスは「与える」ということを父親から学んだという。

「彼女はもう着ない服を持ってきて、かわいいスカートに作り変えるためにカットして手で縫っていました」とチェイスは語った。

「箱に詰めて外国の恵まれない人に送るつもりの可愛いスカートに作り変えてるの」とパリスは言ったという。

空の食料庫、落ちた信用

彼女が4月に去ったしあわせの家は、6月に戻った時には変わっていたという。ジャクソンが亡くなる3週間前のことだ。

「キッチンの食料庫にはわずかなものしかありませんでした。冷蔵庫に入っていたのはコカ・コーラとレッドブルとスターバックスのコーヒーだけでした。ミスター・ジャクソンが飲まないものです」とチェイスは語った。

買いだめするために食料品店に行くと、ジャクソンのクレジットカードは拒否されたと彼女は語った。

ジャクソンは「違って見えた」とチェイスは述べた。「とても弱っているようでした。痩せて、栄養が足りていないように見えました」。

4月から6月へのジャクソンの「明らかな違い」に「とても心配した」とチェイスは述べた。

「彼は私のところへやって来て私を引き寄せて言いました。『どこへ行っていたの?君が出て行く理由が分からなかったよ。僕と子供たちの健康のために君が必要なんだ。僕はハードに仕事をしている。死にそうだよ』。私はとても心配して彼を見つめました。彼がそう言った時・・・彼はオーバーワークなのだと思いました。彼はリハーサルのしすぎでした」。

ジャクソンは彼女が再び食事の面倒を見ることを大変喜んでいたという。

「出来る限り健康にしてあげなければならないことはわかっていました。でも彼がなぜ弱っていたのかは分かりませんでした」とチェイスは述べた。

彼女が6月に目撃したもう一つの変化は、コンラッド・マーレー医師の存在であった。4月にはたまにであったが、6月にはほとんど毎日来ていたという。マーレー医師あ毎朝二階のジャクソンの寝室から空になった酸素タンクを運んでいた。

「私は心配でした。酸素タンクがどう使われていたのかわかりませんでした。尋ねませんでしたが、奇妙でした」とチェイスは証言した。

後になって、ジャクソンを眠らせるための毎晩のプロポフォールの投与でマーレーが酸素を使っていたことを世界は知ることになる。

「大きな音」

このジャクソン家の訴訟は、CEOのランディ・フィリップスや共同CEOのポール・ゴンガウェアらのAEGライブの幹部たちがマーレーに圧力をかけジャクソンがもっとリハーサルをするように仕向けたと訴えるものである。彼らは、証拠だと考えている、6月の第二週ころにジャクソンの自宅で開かれたミーティングについて言及している。

手術用マスクをつけ服を重ね着したジャクソンは、ミーティングのために応接間に集まったフィリップスやゴンガウェア、マーレー医師、マネージャーのフランク・ディレオに加わるために二階から歩いて降りてきた時、「怖がり、怯えている」ようだったとチェイスは述べた。

「すぐに大きな音を聞きました」と彼女は証言した。ジャクソンの椅子のとなりにあった「とても高価な花瓶」が壊されていた。

ジャクソンは「彼らに対し断固とした態度とっているように見えました」と彼女は述べた。判事は、ジャクソンがAEGライブの幹部らに言っていたことを彼女が陪審員に話すことを許可する予定ではなかった。しかし、「大きな声」がして、「みんなお互いに議論していました」と彼女は述べた。

ジャクソンはミーティングを抜け、マーレー医師が続いたが、彼は「とても怒っている」ように見えた、とチェイスは述べた。

チェイスによれば、マーレーは「我慢できない」と言っていたという。

後でジャクソンに会った時、彼は「重責を負っている」ように見えたという。彼は「心配し、恐れ、怯えていました。そういったたくさんの感情を抱えていました」。

彼が亡くなった日

チェイスは幾度か、マイケル・ジャクソンが亡くなった日の彼の自宅での出来事についてインタビューやマーレー裁判で公に語っている。本民事訴訟でも陪審員に向けて再度語った。

マーレー医師は二階へ来て手伝うようプリンスやセキュリティを呼んでくれとチェイスに向って叫んだ際「パニック状態」だったという。

「急いで。マーレー先生が手を貸してほしいって。お父さんに何か起きたのかもしれない」とプリンスに言ったと彼女は述べた。その時プリンスは部屋で遊んでいた。

彼女は昼食の準備に戻り、キッチンのドアの近くの詰め所にいたセキュリティに言うのを忘れてしまった。マーレーは911コールを彼女には頼まなかった。

ハウスキーパーたちが「ミスター・ジャクソンが死んじゃうかもしれない」と泣き始めて、彼女は深刻な問題だと気がついたという。「家の中のエネルギーが変化していくのが誰にでもわかったと思います」。

プリンスは「ダディ」と叫び、そしてパリスは、「血も凍るような、狂ったような、『ダディ!』」という叫び声を上げた。

「私は二人を掴み、手を握って言いました。『祈りましょう。父なる神よ、この男に何も悪いことが起こりませんように』」

救命士らがすぐに階段を上がってきた。セキュリティの責任者アルベルト・アルバレスがチェイスに家を離れるように言った。「彼はよくなるさ」とアルバレスは彼女に言った。

チェイスは、数週間後に訪問することを許可されるまで子供たちには会わなかった。キャサリン・ジャクソンは、プリンス、パリス、ブランケットの頼みで昨年7月に家族のシェフとして彼女を雇った。



ソース:http://edition.cnn.com/2013/06/19/showbiz/jackson-death-trial/index.html
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