AEG裁判:ランディ・フィリップスの証言(6/11-その2)

マイケル・ジャクソン不法死亡訴訟におけるAEGライブの共同CEOランディ・フィリップスの証言第5日。裁判は7週目に入っている。

ランディ・フィリップスはマイケル・ジャクソンが亡くなる2日前、マイケルを診ている医師が「とても恐ろしい。彼に何かを注射している」と書いている。

このフィリップスの電子メールは、自身の最初の証言と矛盾するものだ。カムバック・コンサートの準備をしていたマイケルが処方薬を服用していたこと知らなかったと彼は証言しているのだ。

2009年夏の「This Is It」の開幕が迫る中、リハーサルに出席するようマイケルと専属医にプレッシャーをかけていたフィリップスとその他のAEGライブの幹部たちは、マイケルの健康状態が危険であることを警告していたはずの「兆候」を無視した。ジャクソン家の弁護士らはこう主張している。

AEGライブの弁護士らによれば、マーレーを選びコントロールしていたのはAEGライブではなくマイケルだ。マイケルの診療に月15万ドルをマーレーに支払うという契約で交渉はしていたが、サインをする前にマイケルが亡くなったため、その契約は完全には効力を発生していなかった。

共同CEOポール・ゴンガウェア(マイケルの過去二回のツアーのマネージメントをした)を含むAEGの幹部たちは、マイケルが薬物、特に、主たる死因であると検視局が判断した手術用麻酔薬プロポフォールを乱用していたことを知る術はなかった、とAEGライブの弁護士らは主張している。

マーレーは捜査員に対し、マイケルがリハーサルに向けて休息できるよう、プロポフォールをほとんど毎晩投与していたと供述している。

月曜日には、パニッシュ弁護士が、マイケルの死の直前の2日間にやりとりしていた電子メールをフィリップスに突きつけた。その中でフィリップスは、アーノルド・クライン医師が「今日から開幕の夜まで私達を連れて行ってくれる医師のリスト」に入っているのかどうか尋ねられている。

「私達は彼が本当に恐怖だ。彼は彼に何かを注射しているんだ」とフィリップスはそれに答えている。

マイケルのビジネス・マネージャーのマイケル・ケインは、ビバリーヒルズのクラインの診療所を頻繁に訪れていたことに対する4万8000ドルの請求書をクラインのオフィスから受け取ったことをフィリップスに明かした。マイケルが亡くなる数ヶ月前のことだ。

クラインの請求書には、レスチレンやボトックス、それに詳細は記載されていない薬物の投与をマイケルが受けたことが書かれていた、とケインはフィリップスに書いている。

「たくさんの注射に対する請求書がありました。それが何なのかわかりませんでした」と裁判前の宣誓証言でフィリップスは述べている。

マーレーを裁いた刑事裁判で明かされた文書や証言によると、クラインあるいはそのスタッフはマイケルが亡くなるまでの3ヶ月間に6500ミリグラムのデメロールをマイケルに注射していた。

「4万8000ドルの請求を受けて、彼が支払いを希望した時、支払いを止めるべきだったかもしれません。そうすれば彼に注射をするのをやめたでしょう」とケインはフィリップスに言っている。「彼が何をしているのか、詳細を承知しています」。

なぜケインがマイケルの医療記録をAEGの幹部に対し教えたのかははっきりしない。同社の弁護士らは、AEGライブはマイケルの健康のケアに対して関わっておらず、また詮索もしなかったと主張しているからだ。

フィリップスの証言はCNNとのインタビューの内容とは異なるものだった。

2009年6月20日、プロダクション・マネージャーのジョン・"バグジー"・ホーダールが「現場でトラブル」という件名の電子メールをプロデューサーたちに送ったことを受け、フィリップスはマイケル、マーレー医師、そして監督のケニー・オルテガと会談した。

「この8週間、目の前で彼が悪化していくのを見ました。4月には360度スピンを何度もできたのに、今やったら尻もちをつくでしょう」とホーダールは書いている。

その前の晩、オルテガはリハーサルを止めさせてマイケルを自宅に送った。マイケルの奇妙な振舞いのためだった。

「彼は無気力だった。ケニーは彼がステージで戸惑っていることを心配している。いや、もっと悪いこと、傷つくのではと心配している。会社は今まさにリハーサル中だが、不安は広がっている」

このミーティングについてのフィリップスの今週の証言は、マイケルが亡くなって1年を目前にした2010年にCNNのドン・レモンに対して語ったことと矛盾している。

CNNでのインタビューでは軽く扱っていたにもかかわらず、フィリップスは月曜日の証言で、たった3週間しかない中でのショーに向けての彼の仕上がりについてのプロデューサーたちの懸念から、それが「極めて緊迫した状況」だったと証言している。

マイケル・ケインの電子メールに反して、フィリップスはCNNに対し、マイケルのダンスについては何の心配もなかったと語っていた。「彼のパフォーマンスについて心配なんて微々たるものですよ」。

「マイケルはこのショーをあまりに平然とやっていた、とケニーは感じていました」とフィリップスはCNNに語っている。

フィリップスは、マーレー医師とマイケルとのミーティング(彼はこれを「介入」と電子メールの中で呼んでいる)は、何が問題なのかをはっきりさせるために召集された、と月曜日に証言している。

しかしCNNのインタビューでは、マーレー出席を希望したのはAEGライブではないとしていた。「マイケルが彼を連れてきたんです。マイケルの選択だったのです。彼がマーレー医師をミーティングに連れてきたんです」。

レモンの確認の問いに対し、「私はマーレー医師をそのミーティングに呼んでいません。マイケルが連れてきたんです」と語っている。

「ジャクソンはなぜ、プロモーターとのミーティングに専属医の同席が必要だと思ったんでしょうか?」とレモンは尋ねた。

「それは彼がマーレー医師をマネージャー、あるいは代理人のように使っていたからですよ」とフィリップスは述べた。「彼に代弁して欲しかったんです」。

「おかしいと思いませんでしたか?」とレモンは尋ねた。

「思いませよ。マイケルの世界では何もおかしくありません」とフィリップスは述べた。

原文 ■ Randy Phillips fifth day of testimony
Source : cnn.com & MJWN
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