AEG裁判:ゴンガウェアの証言(6/3)

マイケル・ジャクソンが手術用麻酔薬の過剰投与で亡くなった時、ゴンガウェアはマイケルのカムバック・コンサートの筆頭プロデューサーであった。「This Is It」コンサートでのマイケルの専属医としてマーレーに月15万ドル支払うという交渉を行っていたのはゴンガウェアだ。

ゴンガウェアはマイケルとの個人的な経験や、エルヴィス・プレスリーなどの他のアーティストとの仕事から、同医師を雇用することの危険性を知っていたはずだ。ジャクソン家側の弁護士はこう主張している。

AEGライブ側の弁護士は、マーレーがマイケルの不眠症治療にプロポフォールを使っていることを知る術はなかった、なぜならマイケルは自分の「深く暗い秘密」を守ることがうまかったからだ、と主張している。

「AEGは10年以上にわたるプロポフォール使用歴については何も知らなかった」とAEG側のマーヴィン・プットナム弁護士は冒頭陳述で述べている。「彼らはコンサート・プロモーターです。どうして知り得ましょうか?」

金曜日に自分の弁護士から質問を受けたゴンガウェアは、マイケルが鎮痛剤の中毒になっていたことを知るようになったのは、1993年に、リハビリを受けるために「Dangerous」ツアーを突然終了させた後にマイケルが公表した後のことだったと証言した。

彼は「Dangerous」ツアーのマネージャーであったが、物流関連を扱っていただけであり、マイケルに同行していなかったと述べた。

しかしながら「HIStory」ツアーの残り半分での彼の仕事はもっと責任のあるもので、マイケルとは密に仕事をしていた、と彼は述べた。

ゴンガウェアは、マイケルが「HIStory」ツアー中に薬物を使っていたという「兆候は何も」見なかったと証言した。「もしそれが本当なら、気付くに決まっている」と彼は証言した。

「HIStory」ツアー中マイケルは医師に診療させていたか、とプットナム弁護士は尋ねた。

「知る限りではありませんでした」と彼は答えた。

実際、ステージの彼は「素晴らしかった」し、月に10回から12回の公演を行っていたと彼は述べた。「Dangerous」ツアーとは違い、健康を理由にマイケルがショーをキャンセルしたことは一度もない。

しかし、ダイアナ妃が亡くなった数週間後のバーバラ・ウォルターズのインタビューが、「HIStory」ツアーに医師は同行していなかったというゴンガウェアの主張にジャクソン家側の弁護士が反論する手助けとなる可能性がある。ウォルターズはマイケルに、友人であるダイアナ妃が亡くなったという知らせを聞いた経緯を尋ねていたのだ。

「目を覚ますと、医師がそのニュースを知らせてくれたんです。僕は悲しみで倒れこみ、泣きました。内部の痛み、腹部と胸部の痛みはそのせいなのです。だから僕は『耐えられない、痛すぎる』と言いました」とマイケルは語っている。

ベルギーでの「HIStory」のショーが予定されていた日、目を覚ますと医師がベッド脇にいたというマイケルの発言は、彼が同ツアーで医師を伴っていたという唯一の証拠ではない。

ニューヨークの麻酔専門医ニール・ラトナー医師は、同ツアーの一部でマイケルと同行していたことを認めている。ステージが崩れてマイケルが背中を負傷した1997年のドイツ・ミュンヘンにラトナー医師はいたのである。ダイアナ妃の死の2ヶ月前のことだ。

2009年7月にCNNの番組でサンジェイ・グプタ医師がニューヨーク・ウッドストックの自宅前ラトナー医師に対面した際、同医師はマイケルへの診療について話すことを拒んだ。しかしながら、マイケルが睡眠に問題を抱えていたことは認めている。

「今お話したいことではありません」とラトナー医師はグプタ医師に対して言っている。

ラトナー医師は2002年に保険金詐欺で有罪となり医師免許を3年間停止されていた。本裁判では証人リストに挙げられ、両陣営より尋問を受けている。

マイケルの元妻で上2人の子供の母親であるデビー・ロウが、看護師だった90年代にマイケルにプロポフォールを投与する手伝いをしていたと証言する、とAEGライブの弁護士プットナムが本裁判開始時に述べている。

「彼女は複数の医師がツアー中にホテルでミスター・ジャクソンを眠らせているところを目撃しています」とプットナムは述べ、ミュンヘンやロンドン、パリも含まれているとした。

しかしゴンガウェアやその他は知らなかった、とプットナムは述べた。

「ミスター・ジャクソンが周囲を欺いていたというのが真実です」とプットナムはプロポフォール使用に関して述べた。「彼は、距離を置いて自分を手助けする人々を近くに置いていたのです。そして誰も彼の深い、暗い秘密を知りませんでした」。

秘密を隠すというマイケルの力は、彼が破壊的状況であるという兆候をAEGの幹部たちが見出すことは出来なかったということを意味している、とプットナムは述べた。

「彼らは起ころうとしていることがわかりませんでした。彼らにはそのような考えがありませんでした」とプットナムは述べた。

プットナムは、ジャネットなどの有名なきょうだいたちを含むジャクソン家のメンバーが事態に介入しようとして失敗した試みについて、そして何が起きているのかという認識に欠けていたということを証言するだろうと述べた。

「彼らに事態がわからなかったのであれば、他の誰が問題があると考え得たでしょうか?」とプットナムは述べた。
history-tour.jpg しかしジャクソン家側の弁護士は、「HIStory」ツアーの経費を近くで見ていたゴンガウェアは、当時同ツアーが収支マイナスであったことから、ツアーに同行していた医師のための宿泊費や医療費への出費について気付いていたはずだと主張する予定だ。

またゴンガウェアは、電子メールを書いた時AEGがマーレーに報酬を支払っていると誤解していたと述べた。

「報酬を払っているのはMJではなくAEGであることを彼に思い出してもらいたい」。ゴンガウェアはジャクソンがリハーサルを欠席した後に送付した電子メールの中でこう書いている。「何を期待されているか思い出してもらいたい」。

ゴンガウェアは、AEGは月15万ドルの費用をマイケルに前渡することに同意していたが、そのコストは「This Is It」のマイケルの取り分より充当されることになっていた、と述べた。マーレーに対し、マイケルのケアの方法について指示したことはないと彼は述べた。

ゴンガウェアは陪審員に対し、マーレーや、カレン・フェイのようなマイケルと直接仕事をしていた人々の背景調査を考えたことはなかった、と述べた。

「私は単に、医師には倫理的であってほしいと思っていました。医師の金銭面が医学的判断に影響するべきではありません」

ゴンガウェアは、マイケルが亡くなるまで一ヶ月もない頃に彼に送付された電子メールを提示された。その中ではタブロイド紙がマイケルはガンに侵されていると書き立てていた。

ゴンガウェアは会社に対し反応しないように促していた。「マイケルがショーをやった時、我々は救われる」と彼はマイケルについて書いていた。「私達はチケットを売らなければならないわけではない。だからただ座って、やるべきことをやることで彼らが間違っていることを証明できる」

裁判は6週目に突入した。AEGライブのCEOランディ・フィリップスが週後半に証言するものと見られている。

(原文) ■ Gongaware Denies Pushing Michael To Rehearse
Source: CNN, Fox 7 & MJWN
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