AEG裁判:ゴンガウェアの証言(5/29)のつづき

陪審員らに提示された電子メールには、マイケル・ジャクソンの健康状態と、結果的に不幸な結末となった彼のカムバック・ツアーの準備をさせるために使える時間について最高幹部が懸念していたことが示されていた。

その電子メールは、水曜日のAEGライブ共同CEOポール・ゴンガウェアの証言の中で提示された。彼は上司のアシスタントに電子メールを送付しており、その中でショーのために悪夢を見ており、冷や汗をかいていると述べている。

ゴンガウェアは冗談だったと証言しているが、それはジャクソンの健康状態を懸念する複数の電子メールの一つにすぎない。AEGライブ最高幹部ランディ・フィリップスが、ジャクソンがリハーサルを欠席した後に送付した電子メールでは、「我々は時間切れになりつつある」と書かれている。

「これは私が一番心配していることだ」。フィリップスはゴンガウェア、そしてAEGライブの親会社アンシュッツ・エンターテイメント・グループのCEO宛に、6月25日、つまりマイケル・ジャクソンの亡くなる5日前に書いている。

ゴンガウェアは、フィリップスの判断には同意できないとし、「彼はそういったかもしれないが、私は同意できない」と証言している。

彼の証言はマイケル・ジャクソンの母親キャサリン・ジャクソンの弁護士による尋問を受けた。彼女は、息子を死亡させたとして有罪評決を受けた医師に対する適切な調査を怠ったとしてAEGライブを訴えている。ゴンガウェアとフィリップスは被告として名前を挙げられている。

AEGは、元心臓専門医コンラッド・マーレーを雇ったことを否定し、マイケル・ジャクソンの死を予見することはできなかったとしている。同社を弁護する弁護士らはゴンガウェアに対する尋問をまだ行っていない。

AEGの弁護士マーヴィン・S・プットナムは法廷の外で、これらの電子メールはAEGがジャクソンの健康状態を懸念していたこと、そしてジャクソンの弁護士やマネージャーらにその懸念を伝えていたことを反映していると述べた。

陪審員らは審理の中で大量の電子メールを見てきたが、その中にはカムバック・ツアー「This Is It」に従事していた者たちからのものも含まれていた。ここでもジャクソンの健康状態への懸念が示されている。プロダクション・マネージャーのジョン・"バグジー"・ホーダールは、ジャクソンの死の直前にフィリップスに宛てて、健康状態が悪化していると書いている。

「この8週間、彼の調子が悪化しているのをこの目で見ています」とホーダールは書いている。

キャサリン・ジャクソンの弁護士は、AEGがショービジネスの金言、「何があってもショーは続けなければならない」に重点を置きすぎていたのではないかと質した。

ゴンガウェアはそれを否定した。

彼は陪審員に対し、マイケルの健康については心配していたが、「This Is It」の監督ケニー・オルテガがジャクソンの健康状態への不安を大げさに言っていると思っていたと述べた。

フィリップスはオルテガについての懸念をゴンガウェアの私用アドレスに宛てに、「この男は私のことを心配し始めている」と書いている。

ゴンガウェアは水曜日、フィリップスが誰のことについて言っているのかわからなかったが、ジャクソンあるいはマーレーについての心配事を言っているのかもしれないと証言した。

ジャクソンの死の6週間前、ゴンガウェアはAEGのCEOのアシスタントに宛てて電子メールを送付し、そのアシスタントに「私のために祈ってくれ。これは悪夢だ。偶然ではなく、私は毎晩悪夢を見ている。冷や汗も。人生はあれほど楽しかったのに・・・・」と書いている。

ゴンガウェアはそのメッセージは冗談だったとし、「冷や汗はかいてないし、悪夢も見ていません。よく眠っています」と述べた。

それはマイケルがショーをやれるかどうかという懸念を表明したのではなく、AEG社長ティム・レイウェケのアシスタント、カーラ・ガルシアへの「ただのジョークだった」とゴンガウェアは述べた。

「彼女は世間知らずなところがあって、気軽に話しかけていたんです」とゴンガウェアは述べた。

この証言が法廷内で笑いを誘っていた一方で、陪審員や判事がそれをどう見たのかは不明だ。ゴンガウェアが自分のガールフレンドがAEGで働いていることも認めているからである。

パニッシュは12月に録画されたゴンガウェアの宣誓証言を陪審員に向けて再生した。その中でジャクソン家側の弁護士ケヴィン・ボイルが、ゴンガウェアが「彼に思い出してもらいたい。MJではなくAEGだ、給料を払っているのは」とオルテガに書いていることについて質問している。

ボイル: 「AEGがあなたの会社でありMJがマイケル・ジャクソンだとすると、これが何を意味するかわかりますか?」

ゴンガウェア: 「わかりません。なぜなら、私たちは彼に給料を払っていなかったからです」

ボイル: 「ではなぜあのように書いたのですか?」

ゴンガウェア:
 「わかりません」

ボイル: 「では次の一文へ話を移しましょう。あなたが『彼の給料』と言う時、誰のことを話しているのですか?」

ゴンガウェア: 「わかりません」

ボイル: 「おや、しかし、もし誰のことについて話をしているのかご存知ないのなら、彼の給料を払っていないということをどうやって知り得たのでしょうか?」

ゴンガウェア: 「この電子メールについては覚えていません」

ボイル: 「『私たちは彼の給料を払っていませんでした』とあなたは証言しましたよね?」

ゴンガウェア: 「AEGが、ですか?」

ボイル: 「そうです。いや、『私たちは彼の給料を払っていませんでした』とまさに証言しました。ほんの数秒前にそう証言されたんですよ。間違いないですね?」

ゴンガウェア: 「そう思います」

ボイル: 「よろしい。あなたは誰の給料について話していたのですか?マーレー医師ですか?」

ゴンガウェア: 「そうです」

自分が電子メールで何を言っていたかゴンガウェアが思い出し始めると、パニッシュはそれが「抑圧された記憶」であり、そうなれば「3年あるいは4年間は思い出せない」ケースかもしれないと示唆した。パニッシュは、「あなたは眠らされたのですか?・・・(パラスエロス判事が『催眠をかけられたのですか?』と口を挟んだ)・・・これを覚えているかどうか確かめるために」

ゴンガウェア: 「いいえ」

ゴンガウェアの証言中に最も用いられたフレーズは「覚えていません」だった。

ブライアン・パニッシュの質問に「覚えていません」を数十回繰り返し、パニッシュがゴンガウェアに代わってこのフレーズで答え始めた時も含め、陪審員からは笑いが漏れた。

水曜日の法廷から陪審員たちが退廷した後、ロサンゼルス郡上級裁判所のイヴェット・パラスエロス判事は、「覚えていません」という返答の回数についてコメントし、「たくさんありましたが、何回でしたか?」と述べた。

CNNでは、水曜日に法廷で再生されたゴンガウェアの宣誓証言のビデオを入手した。(こちら)



ゴンガウェアの証言は木曜日と金曜日も続いた。

原文 ■Gongaware Testimony Continues
Source: Macleans, CNN & MJWN
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