AEG訴訟、「決定的証拠」とされる電子メール

コンサート・プロモーターAEGライブとマイケル・ジャクソンの死を結びつけるとされる「決定的証拠」の電子メールが今週明らかとなった。マイケル・ジャクソンの母親と子供たちによる不法死亡訴訟において判事が文書類を公開した。プリンス、パリスそしてブランケットとその祖母のキャサリン・ジャクソンは、健康状態が悪かったにもかかわらず、マイケル・ジャクソンに毎日のリハーサルの準備をさせるようコンラッド・マーレー医師に加えたAEGライブの圧力が、手術用麻酔薬プロポフォールの過剰投与によるマイケル・ジャクソンの死を招いたとして争っている。

来月にロサンゼルスで始まると決められた本裁判は、マイケル・ジャクソンの最後の日々に新たな光を当てる可能性がある。自らが裁かれた過失致死裁判では証言しなかったコンラッド・マーレー医師やプリンス・ジャクソン(16)が証人リストに挙がっているからだ。

判事は水曜日に、AEGライブがマーレーを雇用し監督していたとする、陪審員裁判を行うにあたっての十分な証拠をジャクソン家の弁護士らが示したとの判断を下している。判事はまた、マイケル・ジャクソンのケアを行う際、マーレーが危険な薬物を使うかもしれないということをAEGライブの上層部が予見していたとするジャクソン家の主張を支持する証拠があるという判断も下している。

ロサンゼルス郡上級裁判所のイヴェット・パラスエロス判事は、AEGライブが「多額の負債を負っているということがわかったはずのマーレー医師の背景についての十分な調査」をしなかったという証拠をジャクソン家の弁護士らが提出したことに同意したと語った。「責任と損害を決定する際に関連があるかもしれないが」、軽い病気の診療をマイケルと子供たちにラスベガスで施していたというマーレーとマイケルのそれ以前の関係は、AEGライブの法的責任を免除するものではない、と判事は述べている。

AEGライブの弁護士らは、マーレーが、ツアーの準備中のジャクソンに危険な薬物を使うかもしれないとはAEGライブは予想できていなかったと主張しているが、パラスエロス判事は、AEGライブの共同CEOポール・ゴンガウェアが「それ以前のツアーで」「ツアー・ドクターらが大量の薬物/規制薬物を彼に」投与していたということを知っていた証拠があると述べた。マーレー裁判でゴンガウェアは、AEGライブに参加する前にはツアー・マネージャーとしてマイケルの「Dangerous」、「HIStory」の各ツアーで働いていたと証言している。判事は、「『ツアー・ドクター』を取り巻いていた倫理的問題と、パフォーマーたちに薬物を投与するという医療行為についてゴンガウェアが全般的に知っていた」ということについて言及した。「金銭問題という強いプレッシャー下にある医師が医師の倫理綱領を曲げ、金銭を得るための芸能界の不幸な慣行であるとAEGも承知している行為を行うかもしれないということを予見し得たかどうかについて、公判に付すべき問題が存在する」と判事は記している。

ジャクソン家の弁護士ケヴィン・ボイルは日曜日にこの判断についてコメントを発表した。
「AEGの行為がマイケル・ジャクソンの死につながったことを予見し得たという証拠があると裁判所が判断したことから、AEGがジャクソン家に対して仕掛けたネガティブ・キャンペーンについて、ジャクソン家の正しさが証明されたと感じています。マイケル・ジャクソンに起きた真実、それはマイケルが亡くなって以来AEGが公衆の目から隠そうとしてきたものですが、これがついに公になろうとしています。私たちは残されたストーリーが明らかとなる裁判を楽しみにしております」

ロンドンでの「This Is It」コンサートのリハーサルの間に送付された電子メールは、マイケルがリハーサルを欠席することを恐れていたこと、そして彼に準備をさせるためにマーレーに手助けを求めていたことを示唆している。ジャクソン裁判の基礎となるのはポール・ゴンガウェアがマイケル・ジャクソンの死の11日前に送付した電子メールだ。この電子メールは、ショーの監督ケニー・オルテガが、マーレーが前日にマイケルをリハーサルに出席させなかったことについて心配していたことを示している。

「彼に給料を払っているのはAEGであり、MJでないということを(マーレーには)思い出してもらいたいと思っている。彼が何を期待されているか思い出していただきたい」

ジャクソン家の弁護士らはこれを「決定的証拠」と呼び、AEGが、マイケルの専属医としての月15万ドルの仕事を失うことへのマーレーの恐れを利用し、健康状態が不安であったにもかかわらずジャクソンがリハーサルに出られるようプレッシャーをかけたと主張している。

以前のツアーでジャクソンと緊密に仕事をしてきたケニー・オルテガは、亡くなるちょうど一週間前にマイケルが震えながらリハーサルに現れたことについて強い警告を発していた。彼はAEGライブの社長ランディ・フィリップスに対し電子メールの中で書いている。

「二人の人間がいるかのようだ。一人は(深く内側から)彼であろうと努力していて、実際そうできている。そして私たちにやめさせないよう希望している。もう一人は今週末、不安な状態だ。この問題については専門家の助言が必要だと考える」

フィリップスは、マーレーについての賞賛の支持をもってこれに答えている。

「この医師は大きな成功を収めている(我々はすべての人間を調査している)。そして彼にとってはこの仕事は必要なものではない。だから彼はまったく公平で倫理的だ」

ジャクソン家の弁護士らはもう一通の電子メールのやりとりを提示しており、マイケルをリハーサルに出席させるようマーレーにプレッシャーをかけることについて、フィリップスが直接かかわっていた証拠だとしている。この電子メールはツアーの会計担当だったAEGライブのティム・ウーリーが、マイケルが亡くなる2日前に保険仲介者に対して送付したものだ。

「ランディ・フィリップスとマーレー医師はMJのリハーサルと出席のスケジュールに対して責任を持っています」

AEGライブは、マーレーはAEGが雇用していたわけではないという理由で、マイケルの死についての責任はないと主張している。

この訴訟では、もしマイケルが2009年に亡くならなければ残っていた生涯にわたって稼いだであろう額に相当する判決をAEGライブに下すように求めている。マイケルの収入の可能性についての見積もりによれば、AEGライブの責任が明らかとなれば、同社にとって数十億ドルの負担となる可能性がある。AEGライブはAEGの子会社であるが、現在80億ドルの値段で売りに出されている世界的エンタテインメント企業である。

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原文: ■ Alleged 'Smoking Gun' E-mails In AEG Live Lawsuit
Source: MJFC / CNN
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