BADを称える:Speed Demon(その3)

ウィラ:本当にそうですよね。ファンが追いかけるシークエンスとしてそれは提示されています・・・そして彼はそれを楽しんでいるように見えます・・・しかし、何やら脅迫めいたものがありますし、彼は自分を捕まえて欲しいとは思っていません。彼はしばしば、反抗的なファンたちの相手をしなければならなかったのだと私は思います。彼はこのことについて、1978年のリサ・ロビンソンとの電話インタビューで語っています。彼女はこう尋ねました。「ファンに会うのは好きですか?」そして彼はこう言っています。

「僕はそういうことは全部楽しんでいるよ。僕を愛してくれたり、僕のレコードを買ってくれる人たちと会ったりしてね。それは楽しいことだと僕は思う。そして僕はファンと会うことは楽しんでいるし、大事なことだと思う。だけどたまに、自分のお陰で生きていると考える人たちがいるんだ。彼らは態度がとても悪い。『君という人間は私が作った』みたいなね。それは真実かもしれない・・・だけどその人一人ではないんだよ。そういう人たちにはこう言わざるを得ない。音楽がダメなら君は買わないでしょう、と。そういう人たちの中には、実際に僕を所有していると考えている人もいるからね。『座って』、『これにサインして』とか『サインしていただけますか?』なんて言うんだ。『ええ、ペンを持ってますか?」って言うと、『いや、取って来て』って言うんだよ。本当さ。大げさに言ってるんじゃない。だけど僕はうまくやろうと努力してるんだ」

忘れないで欲しいのは、これは1978年のことなんです。「Thriller」が出る3年前のことなんですよ。

ジョイエ:ええ、そのインタビュー、覚えてますよ。このことについて考えると悲しいですね。繰り返しになりますけど、私はそういう人たちをファンと考えるのが辛いんです。「ファン」という言葉が持つ意味について、私は違う考え方を持っているんです。この言葉は、特にマイケル・ジャクソンのファンについては、しばしばネガティブな意味を言外に持っています。でも私はファン・コミュニティーに長くいますけど、私が会ったことのあるマイケル・ジャクソンのファンは良い人たちで尊敬すべき人たちで、だからわたしにとっては折り合いをつけづらいんです。でも、彼の視点からは、彼に対する注目がおそらくは極端に乱暴になり、あるいは脅迫的になることがあるのは間違いないんです。そのような注目と四六時中同居するということがどのようなものか想像すらできません。

いや、彼の実生活ではなくビデオについて話をしていたんでしたね。このショートフィルムでは、彼を追っている「ファン」は怒った群衆になっています。彼をやっつけようとしているかのように見えます。そしてもし彼を捕まえたら何をするつもりなのか明確ではありません。彼を傷つけたいのか?あるいは単にサインが欲しいのか?彼らの表情から発せられる唸り声からは、それを言うのは難しいです。彼が逃げようとしていることは疑いの余地はありません!

ウィラ:あなたは全く正しいと思いますよ、ジョイエ。彼らは「群衆」のようです。奇妙な(多くは奪おうとする)郡衆心理の虜になっているという意味です。そして、マイケル・ジャクソンはそれがどれほど危険か見てきたし、怖いと思っていたんだと思います。「Ghosts」のイントロでそのような郡衆の怖さを見ることができます。そして彼は数々のインタビューで、もみくちゃにされる「苦痛」について語っています。こういう人たちはクレージーになって髪の毛を引っ張り、腕をねじり始める。それは本当に苦痛だった。ジャクソン・ファイヴが初めてイギリスへ行った時、空港でその郡衆が突然発生し、彼は殺されかねなかった。彼はスカーフをかぶっていたけど、一人の女の子がその端を掴み、もう一人が反対側の端を掴んで思いっきり引っ張った。スカーフは首を絞め、彼は息ができず解くこともできなかった。兄弟たちが彼を救わざるをえなかった。なんて恐ろしい話でしょう!

だからあなたの仰ることは正しいです・・・郡衆が何をするか予想は難しいですし、「Speed Demon」の中で、彼を追いかけている郡衆が、もし彼を捕まえたら何をするつもりかというのはまったく不明です。
その4に続く)
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