マイケルはフェンシングのジャケットを人にあげていた

20年前、衣装デザイナーのマイケル・ブッシュとデニス・トンプキンスは凝った装飾のフェンシング・ジャケットをマイケル・ジャクソンがツアーで着用するために制作した。彼らは夜通しマイケルのために制作し、そして完成した。しかし二日後、ブッシュはマイケルからの電話を受ける。彼は作品に大喜びしたが一つ問題があった。

「君が作ってくれたコート、あげちゃったんだ。もう一着必要なんだよ」

ブッシュとトンプキンスが作品の記録をつけようと決めたのはこの時だった。

「何もかも、細部の写真を撮り始めました。彼が複製を欲しがる可能性があったからです」とブッシュは振り返る。「そしてある時、彼は私が持っていた数百枚の35ミリのスライドを見ました。私たちにとってはセキュリティー・ブランケットの研究用だったのですが、彼は「本にすべきだよ」って言い続けてました。

今年、マイケル・ブッシュはついに「The King of Style」という大型本を出版した。各ページで描かれている多くのアイテムは、日曜日にジュリアンズ・オークションで売却された。売りに出された数百のアイテムは500万ドル以上を売り上げ、予想されていた100~200万ドルを簡単に上回った。オークションの利益の一部はGuide Dogs of AmericaとNathan Adelson Hospiceに寄付されることになっている。

「オークションに出品された多くは、私のベッドの下やクローゼット、ガレージに置いてありました」とブッシュは言う。「誰も見ることが出来ませんでした。彼の音楽と同じように、この方法で世界に出るのです。広く・・・世界中に広まって欲しいです。なぜなら、不幸にして一つの博物館に集められてしまったら、その町にいなければ見ることができませんから」

オークションに出されたものの多くは、経時劣化にさらされることとなれば専門家による管理が必要だとブッシュは指摘する。

「布地ですから。正しく保管されなければ最後にはダメになります。ツタンカーメンの墓のようなものです。同じように保管されればと願っています。ずっと保管されてきた失われた宝物のようなものです。誰もがそれがどんなものであるか経験することができるのです」

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Michael Gave Away Fencing Jacket
Source: MJFC / Forbes / Special thanks to Kelly for bringing this to our attention!
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