デール・カワシマ:マイケル・ジャクソンとの仕事の思い出

(本記事は2009年6月、マイケル・ジャクソンが亡くなった数日後に書かれたものである)

私はATVミュージック・パブリッシング(合併してソニー/ATVとなる前)の社長として4年半もの間マイケル・ジャクソンと仕事をするという栄誉を得ました。とても悲しい、そして早すぎる彼の死を受け、私はマイケル・ジャクソンとの仕事についての思い出をお伝えしたいと思い立ちました。この偉大なる音楽アーティストについて、そして彼の人となりについてすこしばかり紹介させていただくために。

マイケルの素晴らしいアドバイザーにして弁護士のジョン・ブランカが私に電話をかけてきたのは1987年の晩夏でした。ブランカは、プリンスやブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディランの音楽カタログを扱う独立系パブリッシャーそしてソングプラガー(音楽の営業マンのようなもの)としての私の仕事をよく知っていました。ブランカは、ATVミュージックの社長という新しいポジションに私が検討されていると話しました。ATVミュージックはビートルズやリトル・リチャードといった古典のカタログを保有していました。彼は、このポジションについてマイケル・ジャクソンと面接したいかと私に尋ねました。

これは間違いなく私のキャリアの中での最高の瞬間です。もちろん、とても興味があるとブランカには伝えました。それから私はマイケルとのミーティングに向けて資料の準備をしました。一週間後、「BAD」のビデオ撮影のセットにあったマイケルのトレーラーで、彼と会いました。彼は私の資料を気に入り、だから私は雇われたんです!

マイケルはアルバム「BAD」のプロモーションのためのワールド・コンサート・ツアーに乗り出したところでした。だから彼はほとんどがツアー中でした。ミーティングのために彼は東京まで飛行機で来ましたし、後にはロンドンへも来ました。大阪から東京への新幹線の移動中に一対一でのミーティングをやったことを覚えています。彼と仕事をした数年間を通して、私はATVのビジネスについて通常は電話で彼と話をしていました。マイケルは音楽出版ビジネスを愛していましたし、偉大なるビートルズ・カタログの出版ができて光栄だと彼は言っていました。

ATVカタログのプロモーションに加えて、私は彼自身の曲のカタログMijac Musicの代理人も務めていました。このカタログはワーナー/チャペル・ミュージックの管理下にありました。マイケルが興味を示した新しいソングライターやプロデューサーたちとも契約しました。マイケルお気に入りの新しいソングライターの一人はブライアン・ローレンでした。ブライアン・ローレンはマイケルと一緒に多くのプロジェクトやセッションで仕事をしました。

ATVについてのマイケルとの仕事は常にとてもポジティブな経験でした。彼はとても感じのよい好人物でした。彼は仕事をすることに喜びを感じていました。マイケルは音楽出版ビジネスにとても熱中していました。私たちはATVを作り上げる方法やカタログに加える曲の獲得の方法について話し合いました。

私にとってのマイケルとの仕事の経験はとてもポジティブなものでしたから、彼に対するネガティブな評判や主張など全く理解できませんでした。1991年にATVを離れアービング・エイゾフのジャイアント・ミュージック・パブリッシングの社長になったあとでも、マイケルとの仕事についてはよい思い出しかありませんでした。そう、彼の容姿は確かに長年の間に変化しました。でも彼はよい人であり、私が実際に知る優しくて礼儀正しい人というイメージと、非難されトラブルを抱えているという一般的イメージを結びつけることはできませんでした。

8年後の1999年、私は思いがけずマイケルと再会しました。彼の側近の一人が電話をかけてきて、マイケルの出版会社でもう一度仕事するという件で彼が私と会いたがっていると言ったのです。私はビバリーヒルズ・ホテルのスイートルームへマイケルを訪ねました。

それはマイケルとの素晴らしいミーティングでした。スイートでは彼と彼の最初の息子のプリンスだけでした。マイケルが子供と良好な関係にあるのは明らかでした。プリンスは普通の幸せな男の子でした。スイートルームでおもちゃで遊んでいましたよ。

マイケルは新しい出版関係のポジションに私を雇うことについて話しました。彼と彼の二つの出版社のソニー/ATVとMijac Musicの間の調整役です。とても幸せなミーティングで、最後にマイケルは言いました。「マイケル・ジャクソンとデール・カワシマ、再び一緒に!」

結局マイケルは金銭面での問題を抱え始め、私は彼の仕事をするために雇われるということはありませんでした。でもこの1999年のミーティング(そして彼からの一連の電話)は、マイケルについての私のポジティブな印象を再確認するものでした。私の意見では、マイケルはキング・オブ・ポップに相応しい偉大な音楽アーティストというだけでなく、彼を真に知る人全てから愛される素晴らしい人物だったのです。

dale_kawashima.jpg

追記:数ヶ月後、映画「This Is It」を見るのが本当に大好きです。この映画が彼をポジティブに・・・私が知っているように・・・描いていていることが嬉しいです。まだ見ていないなら、見てみることを強くお勧めします。本当のマイケル・ジャクソンを知りたいのなら、この映画を見ることです。

原文: http://www.songwriteruniverse.com/michaeljackson123.htm
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