フリードマン:サリバン本レビュー(その2)

さらに、私が思うに、サリバンは、ジャクソン側のビデオグラファーが持っていたマーティン・バシールのインタビューのアウトテイクを一度も見ていないのではないだろうか。コークの缶で飲んでいたワインに酔ったマイケルはバシールに対し、チンパンジーのバブルスのためにセレブの送別パーティーをやりたかったと語っている。ラッシーは出席できないだろう、多分もう死んでいるから、とマイケルは語っている。報道陣はそのビデオを法廷で4度も見たし、ある晩など、自分たちで「セレブ・アニマル・パーティー」をやったくらいだ。これは長く無意味な4ヶ月間のハイライトであった。

ランドール・サリバンはまさに自分の素材をどうしていいかわかっておらず、マイケル・ジャクソンの本「Untouchable」の中で多くの事実を誤解している。この本は今日のニューヨーク・タイムズ紙でミチコ・カクタニに酷評されている。

例えば、ジャクソンは、アメリカからの友人のためにバーレーンでクリスマスのホスト役となった(当時私が独占報道を行った)。サリバンは、「フランク・カシオとその家族」が到着した時とても喜んだと言っている。違う。フランク・カシオはバーレーンへは行っていない。自分の今年出版した著書でもそう言っている。マイケルは、2003年11月の逮捕前のある時点から2007年8月にニュージャージーのカシオ家に到着するまでフランク・カシオには会っていないのだ(これも私が独占報道した)。

サリバンの大きな問題点は、彼はそのどれについてもその場に居なかったにもかかわらず、マイケル・ジャクソンが亡くなった途端に彼を利用して利益を得ようとしたことだ。ペンギンやリドラー、キャットウーマン、ジョーカーのインタビューだけでバットマンの伝記を書いている人を想像してみよう。そのライターはロビンやアルフレッドやゴードン署長へのインタビューには失敗しているのである。

サリバンのソースは悪党敵対者の集まりだ。トーメ、レイモン・ベイン、ブライアン・オックスマン、レイ・チャンドラー(エヴァンの兄弟、ジョーディーのおじ)などなど。元弁護士オックスマンは2012年6月に弁護士資格を剥奪された。この件についてサリバンは後に余談として触れているだけである。サリバンはオックスマンをちゃんとしたソースとして必要だったのだ。

トーメはジャクソンにこっそりと入り込んだ。そしてジャクソンを本当に気にかけていた人々によって最後の数ヶ月に除外されてしまったのである。サリバンとトーメは極めて親密になったようだ。この本にある驚くべき注記によるとこうだ。

「当時、私は、トーメがジャクソン家、エステート両者と和解する手助けをしようとしていた(そしてもちろん、その過程で表面化した有益な情報を集めようとしていた)」

利益の対立がそこら中にある。この本の深部に埋められているのはこの驚くべき新事実である。サリバンはキャサリン・ジャクソンに新しい弁護士としてペリー・サンダースを紹介した。彼はサリバンの友人だ。そうするとサリバンは方向を変え、サンダースとその同僚のサンディ・リベラをソースとして使うようになる。意見を求めるためにこの本の最初のドラフトをリベラに見せたことをサリバンは認めている。一体ここでは何が起きているのだ。
その3に続く)
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