なぜ、ドキュメンタリー「BAD25」を見逃すべきではないのか(その1)

Village Voiceがスパイク・リーのドキュメンタリー「BAD25」に対するポジティブなレビューを掲載している。

マイケル・ジャクソン(とスパイク・リー)のBAD25は、いまだ「Your Butt Is His」であることを証明するものだ

マイケル・ジャクソンの1988年のLP「BAD」を祝いその舞台裏の歴史をたどるスパイク・リーの2時間のドキュメンタリー「BAD25」を見たいと思っている自分が少しでもいるのなら、まずはまじめに見てみよう。それは至福の時だ。パフォーマンス映像だけでもスリリングであるが、スパイク・リーは保管されていた宝物、すなわち、ジャクソンと振付師のジェフリー・ダニエル、キャスパー・キャニデートが創り出す喜びに没頭している様子を捉えたダンス・リハーサル、大変珍しいジャクソンの全く低い声域がわかるボーカル練習の様子、サイーダ・ギャレットが当時の新曲「Man in the Mirror」(グレン・バラードとの共作)をジャクソンとクインシー・ジョーンズに歌って聞かせているところをジャクソンが撮影したビデオ、などを用いて一層高めている。

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そのような発見がなくても、リーが選んだ語り部たちだけでも価値があるだろう。エンジニア、キーボード奏者、振付師、ホーン・アレンジャー、アクチュアル・アートに深い造詣をもつ人々。リーが集めた人たちだ。セレブもいる。カニエ・ウェストやマライア・キャリーは謙虚なファンモードだ。そしてジャスティン・ビーバーは突然現れ、自分のビデオ「Baby」はジャクソンの「The Way You Make Me Feel」のパクリだと指摘して笑いをとっている(それでも奇妙なことに、L.A.リードは、「Baby」のビデオの中でビーバーに黒人女性とキスするのを禁じていることを自慢している)。

映画マニアたちはマーティン・スコセッシと編集のセルマ・スクーンメイカーがスコセッシのビデオ「Bad」を再び見るシーンを楽しむだろう。特にカメラが回っていないところでリーが大声で質問しているところだ。「クレーンを下げて台車を遠ざけてるね?彼があれほど股間掴みをやるって知ってたかい?」

多くの関心の高いことについて、この映画はいくつか解決している。「Sham on!」というジャクソンのシャウトは、メイヴィス・ステイプルズに由来するものであることがわかった。スムーズ・クリミナルがヤバそうだと心配している女性、アニーはCPR用のダミー人形だった。ダイアナは誰も知らないはずの人物である。タイトル・トラックがジャクソンが望んだようなプリンスとのデュエットにならなかったのは、プリンスが呪いのようなものをかけようとしているとジャクソンが確信したからだ(映画には出てこないが、プリンスの説明はシンプルだ。すなわち、彼はマイケル・ジャクソンに向けて「Your butt is mine」と歌うつもりはなかったのだ)。「Smooth Criminal」のビデオでの有名な傾くダンス・ムーヴをジャクソンたちがどうやってやっているのかについて話そうとする者は出てこないが、セットの映像でワイヤーが見える。そしてクインシー・ジョーンズからスティーヴィー・ワンダーまでが、「Just Good Friend」が失敗作であることに同意している。

ジャクソンが苦しんでいた数々の論争について、リーは多くは語らない。その代わり彼は、このアルバムについて一曲ずつ、曲作りやレコーディング、ビデオ制作、あるいはその他に関係しそうなものについては何でも触れつつ取り組んでいる。ハイライトは、ジャクソンのダンスの進化についての解説、ギャレットとバラードによる「Man in the Mirror」を思いついた瞬間の再現、ジャクソンが自分に向けてもっとハードに仕事をしろ、もっと良くしろと書き記したメモなどである。
その2に続く)
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