スパイク・リー:メディアのMJの扱いは「恥ずべきもの」だった(その1)

映画監督でアカデミー賞に二度ノミネートの経験があるスパイク・リーによる新作ドキュメンタリー「Bad25」は、1987年の「Bad」制作時の、激動の中にいたマイケル・ジャクソンを捉えるものだ。彼が、自身のメガヒット「Thriller」を越えようと過熱し、とりつかれたように仕事をしていた時、タブロイドは彼の私生活を盛んに貪り食っていた。しかし、「Bad」が世界中でチャートのトップを飾った後でさえ、注目されることがマイケルの出来立てのポップから彼の行動へと明確に移り変わってしまったことを、このアルバムのリリースは見ることとなった。そして、そのようなメディアによって煽られた野次馬根性に関連して、リーは、どのメディアにも恥ずべきことが山ほどあると言っている。

「人々は、彼らはヘイターエイド(hater-ade、嫌うジュース)を持ってたのさ。ヘイターエイドを飲んでたんだよ」と、リーはトロント国際映画祭のインタビューで述べた。「アルバム『Bad』のレビューを読んでみてよ。彼らは、くだらない、みたいなことを書いてるんだ。そして彼のことを名前で呼んでない。「Wacko Jacko」?恥知らずだね・・・・そういう人たちは、自分が彼に対してしたことを恥ずかしいと思うべきだ」

「Bad25」は、状況を一変させた1982年の衝撃作「Thriller」の巨大な成功の後を取り上げている。史上最も売れたアルバムだ。それにもかかわらずマイケルは史上最大のヒットを超えられると思っていた。もちろんこのことは、一人のポップスターにとってこれまでほとんど前例のないようなプレッシャーを自らに課すこととなった。だからリーの映画は、「Bad」を成している11曲だけでなく、野心的なミュージック・ビデオ(その中の一作は有名監督マーティン・スコセッシが監督を務めた)やアルバムリリースに続く世紀のツアーの振り付け、あるいは彼の音楽とは直接関係ないプロモーション上のほんの些細なことにさえ、マイケルが執着している様子を捉えている。マイケルは、自分自身にプレッシャーをかける事を止めることはできない、あるいは自分が築き上げてきたすべてが壊れてしまうと信じていたとリーは言う。

「マイケルはバカじゃなかったよ」。光り輝くマイケル・ジャクソンTシャツとそれに合わせたナイキKicksの特注品といういでたちのリーは言う。「彼はたくさんの人を見た。トップに立ってその後一文無しになった黒人アーティストたちをね。黒人アーティストであることに囚われている偉大な黒人アーティストたちのことも見ていた。マイケルは境界を破壊しようとしていたんだ」

マイケルの、細部を見るゆるぎない目についてリーは言う。

「完ぺき主義者であることに悪いことなんていないさ。僕については、僕は誰かが雑誌を拾い上げるのに80テイクも撮影するデヴィッド・フィンチャーのようなことをするつもりはないよ。僕はそんなことはしない!」彼は近くにあったライフスタイル誌を取り上げてパンパン叩きながら笑った。「だけどそれは彼の金だったから・・・彼は自分の金を仕事につぎ込んでたんだ」。
その2に続く)
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