Who's BAD? (その2)

ジョイエ:ええと、時々MTVはVH1とかで、「マイケル・ジャクソン・ウィークエンド」みたいなやつを放送してましたよ。そう言う時にいろいろなビデオのロングバージョンを放映してました。あなたも見ていたかもしれません。まあとにかく、あなたが長い間ショートバージョンしか見ていなかったと聞いて、ロングバージョンをついに見たときの反応はどうだったのかな?と思っています。聞いていた通りでしたか?それとも何か聞いてましたか?

ウィラ:ロングバージョンがあることに気がついていた、あるいは見ようと努力したとは思えないんです。私はずっとそのビデオが好きでした。「bad」というものがどういうものかについての彼の再定義の仕方が魅力的だと思います。彼はカッコよくて男らしいから「bad」なのではありません。自分を認識していたからです。つまり、彼は自分自身を理解しているんです。彼は創造的で才能があり、そして普通の人より魅力的で、それを示すことを恐れない。そういうのはとてもいいと思います。

多くの批評家が冷笑しましたね。彼は女みたいに見えるくせに「bad」だと言っていると批評家たちは言いました。だけど私はそういう批評には全く同意できませんでした。そもそも彼は女みたいではありませんでした。彼は自分の女性的側面を否定はしませんが(これはこれで面白い)、男性的側面も否定していません。つまり、彼は私にとって、見事なまでに完璧な人間なんです。第二に、「bad」であるためには、あるいは敬われるには逞しくなければならないという考え方は、私は強く反対します。私の考えではこれが肝心なのです・・・私は喜んで受け入れますよ。

でも、完全版のフィルムを見た時、ビデオの部分が突如、以前よりもたくさんの意味を持ち始めたんです。私にとっては驚きでした。そうじゃありませんでしたか?長いフィルムの中のビデオと同じ部分を見て、それらがどのようにしてうまくはまっているか気が付きませんでしたか?

ジョイエ:ええ、実は初めてビデオを見たのはロングバージョンでした。MTVはほぼ一日中全編を放映してたと思います。当時、MTVはビデオの初公開を大々的に扱ってました。ビデオが初放映される日は、毎時のトップに放映していたんですよ、一日中。

ちょっと話が逸れますけど言わせてください、MTVはかつてはとても特別だったんです。今ではもちろん誰もそのことを知らないでしょう。MTVが今流しているのは「リアリティ」ショーですから。だけど当時・・・ミュージック・テレビジョンが音楽に焦点を当てていた時・・・ケーブルでは一番クールな局だったんですよ。ポピュラー・ミュージックにこれほど貢献した局はかつてありませんでした。それは素晴らしいことで、それまで見たものとはまるで違っていたんです!でその後はまさに・・・死にました。正直、いまだに自分たちをMTVと呼んでどうして許されるのかわかりません。RTVとするべきですよ!

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ウィラ:でもそれは重要な論点を提議していますよ、ジョイエ。みんなミュージック・ビデオをどこで見るんですか?YouTubeですか?私は知りたいことを調べるのにYouTubeをよく使います。でもMTVがやっていたように、新しいバンドとかビデオを見せてくれるものかどうかは私にはわかりません。

ジョイエ:いいえ、本当なんですよ、ウィラ。少し悲しくもあります。「リアリティ」番組が大好きなティーンの甥がいるんですが、MTVは彼のお気に入りの局です。MTVの番組は全部それですから。彼にMTVのMは何を表しているのかと尋ねたら、彼には全くわからなかったんですよ!かつて音楽に貢献した局だということを彼は知りません。彼自身は若き才能あるミュージシャンですよ!でもMTVがかつて偉大だったということを知らない世代だらけとなってとても悲しいと思います。

ウィラ:ハンプトン・スティーブンスがアトランティック誌に書いた素晴らしい記事「マイケル・ジャクソンの比類なき影響力」でこのことについて語ってます。MTVの盛衰について、彼は興味深い見解を持っているんです:

「ジャクソンのビデオがMTVを作り、そして『音楽業界を変えた』というしばしば繰り返される一般的見解。これは真実の半分でしかない。どちらかと言えば、この方が近い。すなわち、音楽業界はジャクソンの才能を取り込むために膨張し、そして彼がいなくなって再び縮小したのである」

彼はよく分かっていると私は思います。

ジョイエ:面白い考えですね。いろいろな意味で、とても正当な主張です。もちろん、だからといってこの考えは、MTVが長い間に取り上げてきた素晴らしいバンドやアーティストたちを傷つけるものではありません。でも、キング・オブ・ポップの継続した貢献がなければ、彼らは音楽フォーマットでは存在し得なかっただろうということです。これは興味深いトピックなので、いつかもっと詳しい調査が必要かもしれません。

さて「Bad」のビデオについて話を戻しますが、初公開された時にフルバージョンを見たとは言っても、その後数年間は地下に潜ってしまったかのようでした。フルバージョン見たさに「マイケル・ジャクソン・ウィークエンド」を見たのはラッキーだったに違いありません。でもこれは本当に素晴らしいフィルムです。一番気に入ってるのは、マイケルの演技力を見せてくれるというところですね。彼は下手な俳優ではなかったんです。そして彼は決してそのことで認められることはありませんでした。
その3に続く)
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