ジョセフ・ボーゲル:Gone Too Soon、マイケル・ジャクソンのエレジーにまつわる命(その1)

このバラードは亡きアイコンたちを追悼するために書かれ、亡き友人を追悼するためにジャクソンによってレコーディングされた。そして3年前によみがえり、亡きキング・オブ・ポップを追悼した。

マイケル・ジャクソンが3年前の今日亡くなった時、彼のカタログにあるたくさんの曲の中で新しい意義を吹き込まれたのは1991年のバラード、「Gone Too Soon」だ。ジャクソンの追悼式典でアッシャーが歌ったが、この曲はレコーディングする何年も前からジャクソンを魅了していた。そして悲劇的状況を受け、ついにテープに収められた。ここに、この曲にまつわるストーリーを記す。この曲は何度も何度も、人々の悲しみの数だけ思い起こされてきた。

それはある日曜日の深夜だった。コーハンの家の電話が鳴った。「ごめん、起こしたかな?」という声が電話の向こうでささやいた。「バジー、いるかな?」

それはマイケル・ジャクソンだった。当時、彼はポピュラー・ミュージック史上最大の波に乗っていた。その月(1983年2月)、ジャクソンはローリング・ストーン誌のカバーに取り上げられた。チャートのトップに「Billie Jean」に続いて「Beat It」が加わった。MTVでは彼のビデオが繰り返し放映された。「Thriller」はパンのように棚から飛ぶように売れた。

「バジー」とはバズ・コーハン、テレビのプロデューサーとして、そしてライターとして有名だった(彼の仕事で最も有名なのは、賞番組、バラエティー・ショーで、その中にはモータウン25スペシャルも含まれている)。12歳の時、ジャクソンは初めて彼に会った。バズは、美しいボーモント・ストリートの、エンシノの近くに住んでいた。彼は芸能界で有名なベテランで、2人は友人となった。ジャクソンはたびたびバズに対し、エンドレスの質問攻めをした。それは、ビング・クロスビーやジーン・ケリー、サミー・デイヴィス、フレッド・アステアといった、ジャクソンが「グレート」と呼んでいた伝説的人物に関することであった。彼らは後年、ジャクソン・ファミリーのバラエティー・ショーのためにラスベガスで一緒に仕事をしている。

「僕らは一緒に曲を作るべきだよ」と、ある日ティーンエイジャーのジャクソンが提案した。彼らはすぐに共同で曲を書き始め、「Scared of the Moon」や「You Were There」など、彼らのコラボーレーションはその後20年以上続いた。

バズの妻レアはジャクソンの深夜電話に慣れていた。「ちょっと待ってね」と言って彼女は夫に受話器を手渡した。ジャクソンはあの夜、ある特別な曲について電話をかけてきたのである。その日の夕方、彼はディオンヌ・ワーウィック(良き友人だった)が特別番組「Here's Television Entertainment」でトリビュート・パフォーマンスをするのを観ていた。この番組は、ジョン・レノンやジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、サム・クックなど、あまりに早く亡くなったパフォーマーたちに捧げられたものであった。しかし、その痛切さはとりわけ、ほんの数日前に32歳で亡くなったカレン・カーペンターの死によって感じられた。

「自分の時代のエネルギーというものを自分にもたらすシンガーというのは限られています」とワーウィックは語った。「そういうシンガーたちはシンボルや指針となります。彼らは私たちの弱さを思い出させてくれます。そして彼らは伝える必要があります・・・。(今夜)私たちには答えてもらえない質問が残されています。偉大なる才能が、これからという時に尽きてしまった時になされる質問です。なぜ?もし亡くならなければ?そしてどうなっていた?」

そしてワーウィックは一曲の感動的な歌を歌った。バズ・コーハンとラリー・グロスマンによる曲だった。それは「Gone Too Soon」と呼ばれていた。

ジャクソンはそれを観ながら涙を流していたという。彼はカーペンターズの曲で育ったのだ。カーペンターズの曲は彼のDNAの一部だった。しかしあの曲は・・・・その曲にはジャクソンと関係のある何か深いものが感じられた。
その2に続く)
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