Dancing With Michael's Dream(その4)

ウィラ:私にとってはこれは興味深いイメージです、ジョイエ。私たちは、彼が作品を通じて公の自分とプライベートの自分という考え方と格闘していたのを知っています・・・「Two Birds」に関しては、片方は物理的な存在です。食べ、歌い、羽根には光が反射しています。もう片方は食べないし歌わない。光は見えない翼を通過しています。片方の鳥・・・彼の公の姿・・・は容易に見ることができます。もう片方・・・彼のプライベート、彼の「魂」・・・は見抜くのは難しいのです。でも、彼は両方を分かってもらえる日を待ち望んでいます。この部分です。「僕の内なる君の歌を世界が聞く」。これは素敵なイメージで、特に、彼の音楽・・・見えない鳥の「歌」・・・は彼の魂の表れであるという示唆なのです。

ジョイエ:私もそう思います。

ウィラ:「A Child is a Song」はこの考えに基づいていて、それを私たちの事へと拡張しているのです。

「歌を書いたことがなくても、人生は歌なのだ・・・血管の中で躍る血を始めとして、生きるということは音楽なのだ。生きるものはすべて自分のリズムを持っている。それぞれをそっと、注意深く感じることが、その音楽を引き出すのだ。

君は君自身の音楽を感じるかな?

子供はそれを感じている。しかし大人になると、人生は重荷となり雑用となる。そしてその音楽は弱くなってしまう。

少しばかり疲れや重荷を感じ始める時、子供たちは僕を蘇らせてくれる。人生のため、新しい音楽のために、僕は子供たちの方を向く。茶色い二つの瞳が僕を見る。深く、無邪気に。そして僕はつぶやく。『この子は歌』と。それはあまりに真実で率直だから・・・僕はもう一度自分自身に立ち返るのだ」


「生きるということは音楽なのだ」っていうところ、大好きです。私にとっては叙情的であり詩的でもあります。音楽的なものとして自分の体を流れている血についてどれほどの人が考えているでしょう。素敵です!

私たちはこの本に書かれているいろいろなテーマについて語ってきました・・・私たちはみんなつながっているという考え方、自分自身を知り受け入れるべきだという信念、そして精神性というテーマ。そして彼はこれらのテーマを愛で結んでいます。これまで触れてきた様々な形で表現された愛と情熱・・・・創造の情熱、性的な情熱、霊的な情熱、慈悲の心。様々な形の愛。でもわたしにとって印象的なのは、この本では中心ではない一つのテーマがあるということです。ロマンチックな愛です。

全く触れられていないということではありませんが、2回だけです。一つ目はエッセー「The Last Tear」で、「I, You, We」でもう一度出てきます。

まず初めに彼は恋人たちの間のひどいケンカを描きます。そのケンカで一人が叫びます。「出て行け!これが最後の涙だ、もう僕は君のためには泣かない」。そして傷心の彼は彼女の返事を待ち続けます。フラストレーションの涙、寂しさの涙、失望の涙を流しているのです。しかし突然、彼は愛についての一つの考えを思いつき、全てが変わるのです。彼はこう言います。

「こんなに泣いても涙が痛みを洗い流さないなんてどういうことだ!すると、愛についての一つの考え方が僕の苦しみに穴を開けてくれた。僕は君の事を陽の光の中に思い出した。メイワインのように甘い微笑みとともに。感謝の涙がこぼれ始めた。そして奇跡的に君は戻ってきた」

そして「I, You, We」ではこう言っています。

「"僕たち"という不思議さをどれだけ愛しているか!・・・僕たちは愛のお気に入りの子供なんだ。君を得ようとするまで、”僕たち”は存在すらしないのだから。それは優しさの翼に乗ってやってくる。僕たちの静かなる理解を通じて語りかける。自分自身を笑うと、それも笑う。君を許す時、それは歓喜の中に踊る・・・君と僕がお互いに成長したいと思えば"僕たち"はもはや選択ではない、・・・君と僕はとうの昔に諦めていた、というのが真実だ。でも、"僕たち"は僕たちをそうはさせないだろう。それはそれほど賢いものなんだ」

ロマンチックな愛について二作品でしか触れておらず、愛が壊れた時にどう直すか、あるいは初めのまま傷つけずにどう保つかということを書いています。

ウィラ:そうですね、彼の作品の解釈によっては、ロマンチックな愛は他の作品でも出てきます。例えば、「Courage」でも触れていると私は考えています。愛についてのエッセーとしては変わった題のように聞こえるかもしれませんが、私にとっては最もロマンチックなものです。「親友」になることの勇気について語っているからです。ジョイエ、あなたが最初に引用したように、「もしあなたに誰かと親密になる勇気があるなら、あなたは自分のことが分かっているし、そしてあなたはそれを他の人に見せることを厭わない」ということです。

ジョイエ:それ面白いです、ウィラ。「Courage」がロマンチックなものだとは考えたこともありませんでしたが、理解できると思っています。彼は誰か他人と心から親密になる勇気について語っているのですから。歌やショートフィルムもそうですが、彼の詩やエッセーも解釈が一通りではないことがあるんです。とても説得力があると思います。
その5に続く) mj-18.jpg

関連記事
Google検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

MJJFANCLUB.JP

Author:MJJFANCLUB.JP
* このブログはマイケル・ジャクソンのNewsブログです。
EmailAddress:
info.mjjfanclub.jp*gmail.com
の*を@に変えてください。

お知らせ

マイケル・ジャクソン「ONE」、チケット ON SALE NOW!!!
Man in the Music-スパイク・リー監督推薦図書
MJJFC.JPフェイスブック (TV情報 etc.)
カレンダー
最新記事
カテゴリ
リンク
文字サイズ変更ボタン
文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする
モバイルはこちらから
QR
カウンター
月別アーカイブ