インヴィンシブルを称える パート3・・・驚異の歌声(その3)

ジョイエ:もう一つの例としては「Shout」があります。「インヴィンシブル」には実際には入っていませんが、「インヴィンシブル」用だったもので、最後の最後で「You Are My Life」に置き換えられてもう少しのところで落選となりました。シングル「Cry」のB面としてリリースされましたね。でもここでこの曲に触れるのは、この曲が、マイケルがムードを伝え絵を描くために自分の声質を使っていたという良い例だからです。彼が何を言わんとしているかということを考えるまでもなく、これは世界が抱える問題に対する怒りと不満のことについての歌だということがわかります・・・全ては彼の声質によるものです。でも「Shout」は、彼のスタッカートで歌う能力を示す美しい例でもあるのです。彼は誰よりも上手く、複雑なリズムを完璧なタイミングでこなしています。「Jam」や「Tabloid Junkie」などで、過去に何度も私たちはこのことを見てきました。ほとんどラップのようで、彼は本当に上手です。ラップにはあまり自信がないとインタビューで彼が語っているのを聞いたことがありますが、心配することではなかったとこの曲が示していると思います。彼が天性のラッパーであると言っているわけではありません。ただ、彼は負けてはおらず、この歌がそれを証明していると思うんです。

だけど私にとっては、「インヴィンシブル」で本当に驚いたのは間違いなく「2000 Watts」です。もしこの曲が、「インヴィンシブル」ではなく死後のアルバム「MICHAEL」でリリースされていたら、この曲は彼ではないと主張するファンの悪意ある激しい抗議が巻き起こっていただろうことに疑いの余地は、私の中にはありません。彼の声はデジタル処理をされていると長い間憶測されてきました。でもこれは事実ではありません。この曲のリッチで驚くほど深みのあるバリトンは全てマイケルの自然の声です(スピーキング部ではテディ・ライリーがアシストしています)。デジタル処理は加えられていないのです。驚くべきことです!この曲は私のお気に入りの曲の一つなんです。楽器を持ったマイケルがいかに万能で順応性があり、熟練しているかを示しているからなんです・・・その楽器とは、素晴らしい声です。

ウィラ:OK、恥ずかしい話があるんです。「インヴィンシブル」を初めて聴いた時、私は車を運転していました・・・CDを買って、車に向かって歩いている間、開封しませんでした。車のステレオにセットして聴いたんです。家に向かって運転していました。だから運転しながら聴いていて、「2000 Watts」がかかって、男がかなりディープなイントロを歌っているなと。テナーのパートにマイケル・ジャクソンが入ってくるのを待ってたんです。だけどこのイントロがずいぶん長く続くなと思っていたら曲が終っちゃったんです。だから、運転に気を取られてメイン・パートを聞き逃したに違いないと思って、リプレイボタンを押したんですよ。再生が始まって、イントロ、イントロ、イントロ、テナー・パートが始まるのを待ってたんですが、始まりません。そしてまたしても終了。何だこりゃ?で、駐車場に車を止めてライナー・ノーツを取り出して読んでみました。「リード・ボーカル:マイケル・ジャクソン、バック・ボーカル:マイケル・ジャクソン」。唖然としましたよ。低い「イントロ」パートを歌っていた「男」が彼だったんです。全くわかりませんでした。信じられませんでした。9歳のときから40年以上、私の頭の中にはマイケル・ジャクソンの声がありました。自分の手と同じくらい、彼の声が私にとってなじみに感じることも多々あります。で、「2000 Watts」を2回聴いて、彼だとわからなかったのです。

ご存知のように、私は彼の低音が大好きです。彼の高音は、時として空高く舞い上がりますが、私にとってはとても信じられないほど美しいものです。そして、「インヴィンシブル」では全編にわたって、素敵な高音のトリルが聴こえます。私、大好きなんです。「Don't Walk Away」のブリッジの前にあるようなものです。ですが、彼の低音には本当に興奮します。初めてそれを聴いたのは「Don't Stop 'til You Get Enough」です。私はティーンエイジャーで、この曲は驚くべきものでした。「I'm melting like hot candle wax(熱いロウソクのように溶けてゆく)」の部分は30年以上も私を赤面させているんです。そしてこの曲での彼の低音はこのムードを間違いなく高めています。とても官能的です。
その4に続く)
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