MJ対エルヴィス、どちらのキングがラスベガスを支配するか

マイケル・ジャクソンとエルヴィス・プレスリーの死後の財産、そしてどちらのキングがラスベガスにおける最高の支配者であるか、ということについて、下記がForbes.comに掲載されている。

マイケル・ジャクソンとエルヴィス:ラスベガスにおける二人のキングの盛衰

一見したところ、MGMのアリア・リゾート&カジノがキングに相応しいように思える。著名な建築家シーザー・ペリが手掛けた、きらめくガラス張りのこの複合施設は、客室4000室、レストラン16店、バー10軒、フルサービスのサロンや理髪店、フィットネス・センター、そしてスパを備えたストリップ(メインストリートの通称)の最新ホテルの一つである。シルク・ドゥ・ソレイユのショー「Viva Elvis」専用に設計された1800席を誇る劇場も備えている。

このショーはアリアの最大の目玉として意図されたものだ。しかし最近ラスベガスを訪れた際、グランドホールの旅行者はまばらで、フロアはギャンブラーで占められていた。その数日後、MGMはシルクに対し、観客動員が芳しくない「Viva Elvis」の2012年末での終了を正式に要請した。

「エルヴィスのショーはここでは反響を呼ばなかったようです」と、ラスベガスの音楽とタレントのプログラマー、ジョナサン・シェクターは言う。「このショーは失敗でしたから、エルヴィスだけでは支えられませんでした。ショーを支援するビジネスが十分ではなかったのです」

一方、もう一人のキングの財産は、シンシティ(ラスベガスのこと)において増加中だ。「The Michael Jackson Immortal World Tour」は、マンダレイベイ・イベントセンターでの公演を12月のほぼ一ヶ月間にわたって行った。シルク・ドゥ・ソレイユとマイケル・ジャクソン・エステートの共同事業であるこのショーでは、マイケル・ジャクソン・ファンフェストが平行して開催された。これは、スパンコールの白いグローブや軍服にヒントを得たジャケット、「Smooth Criminal」風のラウンジなど、マイケル・ジャクソンの有名な所蔵品の展示会である。

タクシーの屋根上の「Immortal」のロゴから、ジャクソンのイメージが浮き彫りになったホテルのカード・キーまで、このショーは大成功しないはずのないもので、ラスベガスでは一晩平均200万ドルの収益をもたらした。コンサート・データを発表しているPollstarによると、12月の第二週は、2位のテイラー・スウィフトのツアーを50万ドル以上引き離してトップの収益を挙げている。

「IMMORTAL」は毎晩、マンダレイベイ・イベントセンターの8500席をほぼ完売した。一方、「Viva Elvis」は収容人員の1/4の観衆を集めるのにも苦労している。この事実が、キング・オブ・ロックンロールとキング・オブ・ポップの富の変遷の大きさを物語っている。マイケル・ジャクソン・エステートは過去2年間連続で4億ドル以上の収入を手にしているが、エルヴィスは1億ドル程度であった(FORBES調べ)。

正直なところ、エルヴィスと彼のシルク・ショーにとって不利に働いた要因もいくつかはあった。アリアとその劇場は、MGMとドバイ・ワールドの共同事業である76エーカーものプロジェクト、シティセンターの開発の目玉として建設されたのだが、2009年の不景気の最も悪い時期に開業し、予定されていた最高レベルのものとして現れることはなかったのである。

「最後の高層建築プロジェクトでした」とラスベガスの不動産ブローカーのブルース・ハイアットは言う。「不動産バブルが崩壊するさなかにシティセンターの販売が開始された時、値段が高かったのです。このことが、バブル崩壊の出口に向って国中を奔走するバイヤーたちとうまくやるには難しいポジションに、シティセンターをしてしまいました」

「Viva Elvis」の立地は別として、このキングの星がジャクソンとの比較において衰退していっているように思われる理由の一つは極めてシンプルで、亡くなってから時間が経っているということだ。エルヴィスと彼の音楽で若い頃の記憶や経験を思い出せる人々がそれほどは残っていない。

ジャクソンの曲については同じように言うことはできない。ジャクソンの曲は20代、30代そしてそれ以上の年代で人気を保っている。このことを確かめるには、「Immortal」を観覧に来たエンタテイナーたちを見さえすればよい(私が観に行った晩は、その中にジェイ・Z、ビヨンセ、そしてシーロー・グリーンがいた)。

「ラスベガスの今の顔はカッコいいものや楽しいもの、共感できるものを求める20代、30代なんですよ」とシェクターは言う。「マイケルはエルヴィスよりもたくさんのオーディエンスとつながりがあるのだと思います」

「Viva Elvis」が最終公演の準備を進める中、現在ライオンキングが入っているMGMのマンダレイベイ・シアターを、2013年オープンの改良版「Immortal」に合わせて改築する計画がすでに進行中だ。

もしこのショーの12月公演がなんらかの兆候であるとすれば、それはMGM、シルク・ドゥ・ソレイユ、そしてマイケル・ジャクソン・エステートにとっての大当たりの兆候であろう・・・そしてもう一つ、ラスベガスやその他において、エルヴィスの星はマイケル・ジャクソンの星によってすでに遮られているのかもしれないということである。

原文:MJ Vs. Elvis: Which King Reigns In Vegas?
Source: MJFC / forbes.com
関連記事
Google検索

Google

WWW検索 ブログ内検索

プロフィール

MJJFANCLUB.JP

Author:MJJFANCLUB.JP
* このブログはマイケル・ジャクソンのNewsブログです。
EmailAddress:
info.mjjfanclub.jp*gmail.com
の*を@に変えてください。

お知らせ

マイケル・ジャクソン「ONE」、チケット ON SALE NOW!!!
Man in the Music-スパイク・リー監督推薦図書
MJJFC.JPフェイスブック (TV情報 etc.)
カレンダー
最新記事
カテゴリ
リンク
文字サイズ変更ボタン
文字を大きくする 文字を規定のサイズに戻す 文字を小さくする
モバイルはこちらから
QR
カウンター
WHAT ABOUT US
月別アーカイブ