「The Life Of An Icon」ロンドン・プレミア レビュー

- 以下はMJWNのケイト・アレンによる「Michael Jackson - The Life Of An Icon」(ライフ・オブ・アン・アイコン)、ロンドン・プレミアのレビューである。

昨晩、マイケル・ジャクソンのファンたちがレスター・スクエアに招待され、「Michael Jackson - The Life Of An Icon」のワールド・プレミアでレッドカーペットを歩いた。上映に先立ち、プロデューサーのデビッド・ジェストが、リビー・ジャクソン、ティト・ジャクソン、そして2005年にマイケルを弁護し、無実の証明を助けた弁護士、トーマス・メゼロウとスーザン・ユーに質問した。それぞれがマイケルについてのお気に入りの大切な思い出を振り返ったが、特に心温まるものは、リビーによる、近しい人たちが楽しめるようにとジャクソン・ファミリーの写真のウォーク・イン・ギャラリーを作るマイケルの思い出だ。ステージにはマーサ・リーヴス、スタイリスティックスのリーダー、ラッセル・アレン・トンプキンスJr、R&Bソウル・ボーカリストのピーボ・ブライソンといった、この夜のゲスト・スターが招かれていた。

会場は満員。照明が落とされ、スクリーンカーテンが引き上げられて、2009年6月25日の911コールとともに、幾分陰鬱に上映は開始された。お祝いのドキュメンタリーと謳われてきたにしては変わったオープニングだ。この映画のもう一つのセールスポイントはインタビューの数であるとされてきた。インタビューはギャラなしで行われ、その多くはマイケルのモータウン時代に時を同じくして活躍していた人々だ。スモーキー・ロビンソン、ディオンヌ・ワーウィック、伝説的ソングライター/プロデューサー・トリオ、ホーランド=ドジャー=ホーランドのラモント・ドジャー、エディ・ホーランド、ブライアン・ホーランドらは、彼らが出会った、インディアナ州ゲーリーからやってきた早熟で驚くべき才能を持った小さな男の子の話をした。多くの時間はジャクソン・ファイヴ時代の話に充てられ、パフォーマンス映像はイライラするほどわずかだ。

映画の残りの時間は、マイケルのソロ活動の中の極めて特定の瞬間に焦点が当てられている。大失敗だった1984年のペプシCMのショッキングな映像は、マイケルが負った傷がどれほど深刻であったかを明らかにし、頭皮を修復するために受けなければならなかった大規模な手術について詳述している。マイケルのソロ・キャリアを取り上げる中で最も価値ある回想は故フランク・ディレオの好意によるものだ。マイケルの成功と個人としての幸福の両方にかかわっていた人物である。一方、憂慮すべき告白はジェスト自身によるものだ。2001年、ジェストが企画したデビュー30周年イベントのためにマディソン・スクウェア・ガーデンでパフォーマンスするためステージに立つことになっていた晩、マイケルが麻酔薬によって疲労状態だったにもかかわらず、マイケルにパフォーマンスさせたという事実をジェストは嬉々として認めているのだ。

ハッピーな思い出はキャサリン・ジャクソンによるもので、この映画の本当のハイライトは彼女の回想だ。9人もの子供に恵まれた驚きから、電話でリサ・マリー・プレスリーとの結婚を明かした息子に対する困惑までキャサリンは終始温かく微笑んでいた。キャサリンはマイケルの子供たちと現在暮らしている幸せについて語るが、近しい者との死別という境遇についても語っている。彼女はこの話を、人間の永遠の悲しい物語として語る。「子供が親を埋葬することになっています。親が子供を埋葬するのではありません」。ジャクソン・ファミリーのメンバーからの優しい率直な話の一方で、映画の最後の言葉はデビッド・ジェストのものになっている。彼は終始、この映画が「デビッド・ジェスト作品」であることを明確に表明しているのである。

原文: ■ Premiere Review
Source: Kate Allen on behalf of MJWN
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