マーレー裁判、証言概要(20日)

コンラッド・マーレー医師過失致死裁判第14日、麻酔学の専門家スティーブン・シェーファー医師が検察側による直接尋問で再び証言台に立った。

シェーファー医師は陪審員に対し、マイケル・ジャクソンがプロポフォールを飲んで自ら死を招いたということはあるはずがないと語った。弁護側がある時点まで示唆していたプロポフォールを自分で飲んだという理論は、この裁判における最重要項目となるはずであった。シェーファー医師は、プロポフォールを飲んだ場合、相当量が血中に取り込まれるということはあり得ないと述べた。

彼はまた、ジャクソンが致死量のプロポフォールを自ら注射したということもほとんどあり得ないと陪審員に語った。

「自分で注射したという可能性はほとんどないと思われます」とシェーファー医師は語り、寝室を離れたのは2分間にすぎないというマーレーが説明する時間経過に基づけば、ジャクソンが自分で注射をする時間はなかっただろうと説明した。

シェーファー医師は、患者はこのように簡単には麻酔から覚めないと証言し、「正気なシナリオではありません。目を覚まし、大急ぎで注射器を掴み、注射をする・・・このように簡単には麻酔から覚めません」

シェーファー医師はさらに、鎮痛剤と混ぜなければプロポフォールは痛みを伴うと述べた。「誰だってプロポフォールを静脈に自分で注射しようとはしたくはないし、失敗したくもないでしょう」

シェーファー医師は、警察に言ったよりも多くのプロポフォールをマーレーがジャクソンに投与した可能性の方が高いと説明した。

マーレー弁護団は、マーレーが知らないうちにジャクソンがロラゼパムを8錠飲み、これが彼を死亡させるのに十分だったかもしれないということも示唆していた。

しかしながらシェーファー医師は、弁護側が独自に行った検査結果は、死亡前の4時間にはジャクソンがロラゼパムを飲んでいないことを示しており、胃から発見されたロラゼパムの量も微小であると述べた。

実際検察側は、検視局が最近テストを行い、その結果ジャクソンの胃の中のロラゼパムのレベルは、弁護側が陪審員に信じさせようとした量よりはるかに少なかったと述べていた。

水曜日には、シェーファー医師は陪審員に対し、複数の薬剤の「多剤投与」を行っていたジャクソンの不眠症に対するマーレーの処置は、他の患者に決して試みられたことのない「薬理学的に現実離れした世界(Never-Never Land)」であり命にかかわるものだったと述べた。

シェーファー医師は、マーレーが、雇用されていた間にジャクソンに対し使用しようとして4ガロン(約15リットル)以上のプロポフォールを購入していたこと、ジャクソンが亡くなる直前に電話をするためにベッドから離れたこと、反応が亡くなったことに気づいた時に911コールが遅れたことを陪審員に再確認した。

「最悪の不幸は鎮静剤の作用下で起こります。そしてその不幸は手を抜いたときに起こるのです」とシェーファー医師は語り、今回のケースでは、「安全装置がないに等しかったのです」と続けた。

シェーファー医師が陪審員に対し、マーレーが標準的医療行為に対する17の「とんでもない違反」を犯したと述べたとき、彼の声は怒っているように聞こえた。これらの過失のうちの4つは「とんでもない、倫理に反する、非良心的」なものだとシェーファー医師は語った。しかし17のすべてがマイケル・ジャクソンの死を直接招いたものだと彼は述べた。

シェーファー医師は、トイレのために部屋を離れたのは2分で、戻ってきて呼吸停止に気がついたというマーレーの警察に対する供述を信じていないと述べた。マーレーは45分間、携帯電話やメールに気を取られていた可能性が高いと彼は述べた。ジャクソンが息をしていないということに離れたところからはわからなかっただろうし、マーレーはそのことに「相当長い間」気がつかなかっただろうとシェーファー医師は述べた。「そんなことだったんだと思っています」と彼は語った。

シェーファー医師はさらに、マーレーがジャクソンに投与していたプロポフォールがおよそ80日間にわたり50ミリグラムだけで、なくなった日は25ミリグラムの投与量だったと警察に供述していることについても信じていないと述べた。毎晩100ミリグラムだったと証拠が示しているとシェーファー医師は語った。

シェーファー医師は、適切な監視装置や蘇生装置がなくても、マーレーが911コールを20分も遅らせずにすぐに行っていれば、ジャクソンは生きていたかもしれない、ただし、8分間の酸素不足により脳にダメージが残っただろうと述べた。

もし適切な監視装置と蘇生装置が備えてあれば、「ミスター・ジャクソンは生きていたしダメージもなかったでしょう」とシェーファー医師は述べた。

シェーファー医師はこの後弁護側による反対尋問を受けなければならない。彼は検察側の最後の証人と見られている。本記事投稿時点でシェーファー医師はまだ証言中で、法廷は短い休憩に入っている。

原文: ■ Trial Testimony Update - Thursday
Source: MJFC / washingtonpost.com / usatoday.com / AP
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