マーレー裁判、証言概要(19日)

コンラッド・マーレー医師に対する過失致死罪裁判の証言は水曜日に再開された。スケジュールの調整が困難だったこと、新たな試験結果が出たこと、検察側の証人の家族に不幸があったことにより、証言は5日間行われていなかった。

証言第13日目、陪審員は、適切な病院設備の下での適切なプロポフォールの使用についてのデモンストレーション・ビデオを見た。このビデオには、プロポフォールの鎮静作用下で心臓発作を起こした演技をする俳優が登場、マーレーがジャクソンの家でプロポフォールを投与した時に備えていなかった装置や薬物、スタッフを使い患者の蘇生を成功させる本物の医師と看護師の様子が映された。

このビデオでは、麻酔を行う前の各装置の点検から正確な量のプロポフォールを投薬するための自動ポンプの使用までの、医師が払う多数の注意事項が陪審員に紹介された。

「これは、どの手順を実行する前にも、どの患者に対しても行われます。例外はありません」とシェーファー医師は述べた。

シェーファー医師の指示によりビデオは度々一時停止され、彼が証言台からナレーションを加えてマーレーの行動が適切なプロポフォールの投与からどのように逸脱しているかを強調し、プロポフォールの準備・投与をシェーファー医師がどのように行うかを一つ一つ説明した。

プロポフォール使用に関する国のガイドライン策定にかかわったシェーファー医師は、ロンドンでの「This Is It」コンサート・シリーズを準備中のジャクソンの睡眠を補助するためにプロポフォールを使用した際のマーレーの不注意がジャクソンを死に至らしめたということを証明するための、検察側にとって重要な証人である。

ビデオの中で麻酔専門医が患者の呼吸が停止していることに気づいた時、「助けを呼べ!」という文字がスクリーン上に映し出された。

「最初に言うこと、最初にすることは助けを呼ぶことです」とシェーファーは語り、訓練中の麻酔専門医が訓練初日に学ぶことだと付け加えた。

2009年6月25日、救急車をジャクソンの自宅へ要請する際の遅れは、検察側がマーレーを過失致死罪で有罪だと主張する多くの理由の一つである。

ジャクソンが危険な状態に陥ったことにマーレーがすぐに気がつかなかった原因は、彼が電話とメールに気を取られていたからだということを通話記録が示している。気づいた後でさえ、彼は911コールを要請するまで20分以上も待っていた。

ビデオでは、蘇生処置は患者が蘇生するか亡くなるまで続けるべきであるというテロップとともに医師が両手でCPRを施している様子が映された。ジャクソンの警備関係者は、マーレーが心臓マッサージを散発的に、しかも片手で行っていたと証言している。

ビデオは弁護側の異議申し立ての中、陪審員に提示された。弁護側は陪審員を感情的にさせる効果しかないものだと述べた。

「これは心臓発作を起こした人物を恐ろしいまでに脚色したものであり、視覚効果を伴うものだ」と弁護側のエド・チャーノフ弁護士は、陪審員にビデオを視聴させることに反対する主張の中で述べた。

地方検事局デビッド・ワルグレン検事補はこれに対し、このビデオはプロポフォールの安全な投与方法について陪審員に知らせることを意図したに過ぎないと述べた。

ロサンゼルス郡上級裁判所のマイケル・パスター判事はワルグレン検事補に対し、ビデオの数箇所を削除するよう命じたが、大部分を法廷内で提示することは許可した。許可された部分の中には、プロポフォールの影響下で心臓発作を起こした時にどうなるかを示した部分が含まれている。

ワルグレン検事補は延長された午前中内の休憩時間を使い、数箇所を削除した。削除された部分には、気道閉塞と呼吸障害を起こした患者(を演じた役者)が映されていた。検察側は、ジャクソンの死亡についてこれらが関係しているとは主張していないからだ。

世界的に有名な麻酔の専門家であるシェーファー医師は、証言について報酬は受け取っていないと証言した。自分の発言に報酬が影響を与えていると思われたくないからである。

シェーファー医師が無償で証言に同意したのは、ジャクソンの死に関して報じられることが、「医師の評価」を傷つけたと心配したからだ。シェーファー医師は「医師が患者に最初に与える信用を回復する手助けの必要性を感じました」と述べた。

「麻酔専門医が実践しない方法で鎮静剤が与えられたことを知った麻酔専門医として、麻酔専門医がどのようにして鎮静剤を扱っているかを紹介し、患者が怖がらないで済めば、と願っています」とシェーファー医師は述べた。

シェーファー医師が日常的に使用しているプロポフォールが悪い評判を受けることになってしまったと彼は述べた。

「毎日聞かれます。『マイケル・ジャクソンを死なせた薬を私に使うんですか?』と。これは患者が怖がる必要のないものなんです」とシェーファー医師は述べた。

パスター判事は、シェーファー医師の証言が水曜日に終われば、金曜日の弁論を前に弁護側に準備期間を与えるため、木曜日は休廷にすることを示唆した。

検察側は直接弁論の終わりに差し掛かっているが、弁護側が弁論を終えた後に反証するための証人を呼ぶ可能性はある。

本記事掲載時、シェーファー医師はまだ証言中である。

原文: ■ Trial Testimony Update - Wednesday
Source: MJFC / CNN.com / latimes.com / ontheredcarpet.com
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