マーレー裁判、証言概要(5日)

「僕は心が痛む、わかるだろ?心が痛むんだ」。薬物の影響下のマイケル・ジャクソンがゆっくりとそしてもうろうとした口調でマーレーにこう語るのを陪審員やジャクソン・ファミリーが耳にした時、コンラッド・マーレー医師過失致死罪裁判第7日は、この裁判がかなり感情的なものであることを証明した。

その後、病院のベッドに横たわるジャクソンの遺体の写真が法廷内の大きなスクリーンに映し出された。カメラはこの胸が張り裂けるような写真のアップを5秒間ほど写していただけ(ショッキングな映像は最小限の公開とするという決定の結果)だが、法廷内ではおよそ5分間、この写真が掲示された。

この写真が取り除かれたとき、パスター判事が「写真は取り除かれました」と静かに話すのが聞こえた。おそらく、その写真を見まいとしていた法廷内のジャクソン・ファミリーを考えてのことだろう。

法医学のコンピューター専門家スティーブン・マークス(マーレーのiPhoneに残された音声を発見した)は、これは2009年5月10日、ジャクソンが「This Is It」コンサート・シリーズに向けて準備をしていたころに録音されたものであることを確認した。先週の冒頭陳述でこの録音を再生した検察側は、水曜日の法廷でそのすべてを陪審員に聞かせるために再生した。

「エルヴィスだってやってない。ビートルズも。僕らは驚くべきものでなければならない」とジャクソンは語っている。「観客が帰るとき、観客が僕のショーから帰る時、僕は観客にこう言って、『こんなの生まれてから見たことない。すごい。すごい。こんなの見たことない。すごい。素晴らしい。マイケルは世界で一番グレートなエンタテイナーだよ』って。僕はそのお金をたくさんの子供たちのために使う。子供の病院、世界最大のマイケル・ジャクソン小児病院さ。その病院には映画館を作る。ゲームルームも」

これまで公開されていなかった部分では、ジャクソンは世界中の病気の子供たちを気遣い、病気の子供たちにささやかな希望を与えるために映画館やゲームルームを備えた小児病院をつくるという夢について語っている。

「子供たちは元気がない。病院にはゲームルームもない、映画館もない。元気がないから病気なんだよ。心のせいで元気がないんだ。僕は子供たちにそういうものを与えたい。僕はそのことを考えている。エンジェルたちのことを。神は僕がそうすることを望んでいる。神は僕がそうすることを望んでいる。僕はやるよ、コンラッド」

マーレーがこう言っているのが聞こえる。「君ならやるだろうね」

「子供たちは希望を持てていない。希望がないんだ」とジャクソンは続ける。「子供たちは次の世代なんだ。僕たちの星を救う次の世代。まず最初に・・・そのことについて話をしよう。アメリカ、ヨーロッパ、プラハ、僕のベイビーたち。母親もなく歩き回っている。子供たちは放り出された。子供たちの心は・・・すさんでしまった。子供たちは僕にこう言うんだ、『一緒に連れてって』って」

ジャクソンが、「子供たちのためにやる」と言っているのが聞こえる。

「僕のパフォーマンスよりも記憶に残るだろう。僕のパフォーマンスは子供たちを救っているんだ。そしていつも僕の夢。僕は子供たちが大好き。僕は子供たちが大好き。だって僕には子供時代がなかったから。僕には子供時代がなかった。僕には子供たちの痛みがわかる。僕は子供たちのつらさがわかる。僕はそれをなんとかできる。『Heal the World』、『We Are the World』、 『Will You Be There』、『The Lost Children』。この曲たちは、心が痛むから、わかるだろ?心が痛むから書いたんだ」。

ジャクソンの兄ジャーメインは、この録音を聞いて法廷内で流れる涙を拭っていた。

ロサンゼルス郡地方検事局副検事デビッド・ワルグレンは冒頭陳述で、マーレーがこの録音をしていた時、ジャクソンが「正体不明の薬物の強い影響下にあった」と述べた。

マーレーの携帯電話から発見され法廷内で再生された二つ目の録音は、ジャクソンの最後のマネージャー、フランク・ディレオからのボイス・メールだった。

ジャクソンが亡くなるわずか5日前にマーレーの電話に残されたディレオのメッセージは、ジャクソンの「血液検査をしろ」なぜなら「彼が何をしているのか見なければならない」からだとマーレーに提案していた。

彼は前の晩のリハーサルでの「ある出来事」について触れていた。「彼は具合が悪い」とディレオは言った。

裁判初日、コンサートの監督だったケニー・オルテガはジャクソンの状態について証言し、その中で彼は、ディレオがメッセージを携帯電話に残した頃に送信された電子メールでそのことについて書いていた。

「彼は今夜、弱っていて疲れ切っているようでした」とオルテガは書いている。「彼はひどく寒がっていました。震えていました。ふらついていて考え込むようでした。私のすべてが、彼は心理的な検査を受けるべきだと言っています」。

マーレーのiPhoneには、マーレーのアシスタントがマーレーに宛てて送信した、ジャクソンの医療記録らしき電子メールの添付ファイルが残っていた。そのアシスタントは、ロンドンでのコンサートの保険を手配していたイギリスの保険会社のためにその記録を集めていたのである。

マーレーに宛てて保険会社の代理人が送信した電子メールによると、保険会社は、ジャクソンが「車椅子を使っているのを何度も」目撃された、背中に怪我を負っている、全身性エリテマトーデスである、肺気腫である、ガンであるといった報道に懸念を抱いていた。

ジャクソンは保険会社に医療記録を開示することに同意することを拒んでいる、とマーレーは返信したが、病気であるという報道について付け加え、「私が知っている限りでは、それらはすべてデタラメだと言わせていただきたい」と書いている。

水曜日に示されたその他の記録としては、「オマー・アーノルド」の偽名で保存されていた記録が、2008年9月、マーレーがジャクソンを不眠症と不安神経症と診断していたことを示していた。

マーレーの携帯電話に残されていたファイルは、鎮静剤でジャクソンを眠らせるのに苦労していると言っていた同じ頃、マーレーが保険会社の代理人の要求に対応していたことを示唆している。

検察側は、マーレーが大量の電子メールや電話、携帯メッセージに気をとられ、結果としてジャクソンの呼吸が止まり亡くなろうとしている時に彼を放置する結果となったことを示したいと考えている。

水曜日のその他の証人では、ロサンゼルス郡検視局の捜査官エリッサ・フリークが証言し、ジャクソンの寝室から回収したものについて陪審員に示した。

フリークは、開封されて100ミリリットル入りプロポフォールの空き瓶が中に入れられた生理食塩水バッグを確認した。検察側は、マーレーがこれをプロポフォールをジャクソンに投与するための、間に合わせの点滴静注として使ったこと主張している。しかしながら弁護側は、マーレーがジャクソンに投与していたのは25ミリリットルにすぎず、注射器を使っていたと主張した。

ジャクソンが亡くなった日の最初の調査では、寝室から12本のプロポフォールの瓶が発見された。そのうちの一本は、空の状態でベッドのそばの床で発見された、とフリークは述べた。

ベッドの隣のナイトスタンドからは7本の薬瓶が発見され、そのうちの一本には、マーレーからジャクソンに処方されたロラゼパムの錠剤が入っていた。

これより前、医療機器販売会社の代表者が証言し、マーレーのアシスタントの一人が、静脈静注セット一式の出荷に「待ったをかけ」、病院ではなく一般家庭に出荷するよう要請したと述べた。

Seacoast Medicalの代表者サリー・ヒルシュベルグは、その要請を拒否し、代わりにその商品(おそらくジャクソンの寝室で捜査員が発見したものだろう)をマーレーのクリニックの一つに送付したと証言した。

今後、陪審員は、ジャクソンの死の二日後にロサンゼルス市警察が行ったマーレーに対する事情聴取の全録音を聞くことになる。

原文:
Trial Testimony Update - Wednesday
Source: MJFC / CNN.com
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