マーレー裁判冒頭陳述概要

今日の審理で最大の驚きはおそらく、冒頭陳述開始前の法廷外の光景だ。メッセージを掲げた大勢の支援者の中には、マイケル・ジャクソンのファンだけではなく大勢のマーレー支援者もいたのである。

ジャクソン・ファミリーは副検事デビッド・ワルグレンによる検察側冒頭陳述に出席したが、ファミリーのうちのほとんどの男性は弁護団が冒頭陳述を開始する前に退廷した。

マーレーはジャクソンの診療の際、「医療行為のすべての原則」を放棄した、とワルグレンは述べた。

検察側が再生した録音によれば、マーレーはジャクソンの睡眠補助用に手術用の強力な麻酔薬プロポフォールを大量に入手し、眠れない長い夜が明け、ジャクソンが睡眠補助を懇願した際、プロポフォールを投与した。

マーレーはジャクソンの要求に折れた。それが正しい医療行為だからではなく、ジャクソンの専属医として働くという月15万ドルの契約が目当てだったからだ、とワルグレンは主張した。

「本事件における証拠は、マイケル・ジャクソンが自身の命をコンラッド・マーレーの医師としての技量に委ねたこと、そしてその見当違いの信用に高すぎる代償を支払った、ということを示すでしょう。マーレーに委ねられた見当違いの信用がマイケル・ジャクソンを死亡させることになったのです」とワルグレンは述べた。

しかしながら予想されていた通り、弁護側の冒頭陳述で、弁護側はすぐさま、ジャクソンは自分の死に責任があると述べた。

マーレーの主任弁護士エド・チャーノフは、ジャクソンが亡くなった日の朝、彼はマーレー医師が知らないうちにある鎮静剤を飲んだということを科学的根拠が示すことになると述べ、「6人が眠りに落ちる量であり、マーレー医師がそばにいない時に彼はそれを飲んだ」とチャーノフは語った。

チャーノフは続いて、ジャクソンはプロポフォールの致命的投与を自ら、またしてもマーレーが部屋を離れた時に行い、「彼をすぐさま死に至らしめた最悪の状況」を作り出した、と述べた。

「マーレー医師が部屋に戻り、マイケル・ジャクソンに気がついた時、そこにはCPRはなく、救命士もおらず、マイケル・ジャクソンを蘇生する装置もなかった」とチャーノフは述べた。

「彼はすぐに亡くなった、あまりに急だったので、目が閉じられていなかった」とチャーノフは述べた。

チャーノフは、ジャクソンは他の医師に処方されたデメロールの中毒で、不眠症がこの中毒に、少なくとも部分的に関係していると主張した。

ワルグレンは、マーレーは麻酔薬の専門家ではなかったと主張し、マーレーがプロポフォールを誤用した、プロポフォールは正常な心肺機能を低下させる可能性があるものだ、と述べた。

「睡眠補助薬ではないし、睡眠薬でもないのです。全身麻酔薬なのです」とワルグレンは陪審員に対して述べた。

2009年4月6日からマイケル・ジャクソンの死までの間、一日あたり1937ミリグラムを投与できる量のプロポフォールをマーレーは注文したとワルグレンは述べた。法廷内で再生された録音によれば、マーレーは警察に対し、2ヶ月間ほとんど毎晩ジャクソンにプロポフォールを投与していたと供述している。

またマーレーはジャクソンの血中酸素濃度を監視するにあたり、安物の装置を使用していた。常時監視していない限り、この装置は「まったく使い物にならない」、なぜなら、心臓や肺が機能せず、肺に十分な酸素を吸入できない状況で作動するべきアラームがついていないからだ、とワルグレンは述べた。

陪審員らはマーレーのiPhoneが記録していた劇的な録音を聞いた。「This Is It」コンサートシリーズについて語る際、ジャクソンが「正体不明の薬物による強い影響下」でろれつが回らない状態で話しているものだ。

「驚くべき様なものでなければならない」とジャクソンは低い声で話している。彼の話は著しく不明瞭だ。「観客が帰るとき、観客が僕のショーから帰る時、僕は観客にこういって欲しい、『こんなの生まれてから見たことない。すごい。すごい。こんなの見たことない。すごい。素晴らしい。マイケルは世界で一番グレートなエンタテイナーだよ』って。僕はそのお金をたくさんの子供たちのために使う。子供の病院、世界最大のマイケル・ジャクソン小児病院さ」

検察側によれば、そのテープは、マーレーはジャクソンの健康状態に明確に気づいていたこと、そしてジャクソンが死亡する数週間前にジャクソンに対してやっていたことの証拠だという。

ワルグレンは陪審員に対し、マーレーが「繰り返し重大な過失をおかした、診療を拒否した、適切な診療を、患者マイケル・ジャクソンに対して。そして、マイケル・ジャクソンを死に至らしめたのは、マーレー医師の再三にわたる不適切な、未熟な行為だったのです」と述べた。

マーレーはジャクソンの睡眠補助を意図してプロポフォールを投与するためにその場しのぎの点滴静注を行った、標準的医療行為を逸脱するもので、ジャクソンを死亡させたものだ、と検察側は断固主張する方針だ。

また、マーレーは、ジャクソンの命を救おうしている救急要員やERの医師にプロポフォールを投与したことを伝えなかった、とワルグレンは述べた。

検察側は2009年6月25日の出来事の時間経過に言及し、マーレーはジャクソンが呼吸をしていないことに気づいたとき、すぐさま助けを呼ぶ代わりにほぼ30分間待っていたと指摘した。

長く待たれていたこの裁判はメディアと見物人を法廷に引き寄せた。冒頭陳述開始前、法廷に向かって通路を歩くマーレーに対し一人の女性がマーレーめがけて突進した。しかし彼女はマーレーを警護する3人の保安官に止められた。その女性はマーレーと話がしたかっただけだと語った。その女性が拘束されているか、マーレーに危害を加える意図があったかどうかは不明だが、その事件の後彼女は現場から連れ出された。

ジャクソンの両親や兄弟姉妹、ティト、ジャーメイン、ランディ、ラトーヤ、ジャネット、リビーは狭いロサンゼルスの裁判所の最前列を占めた。キャサリン・ジャクソンに近い筋によれば、ジャクソンの3人の子供たちは傍聴あるいは証言するとは見られていない。

現在(本記事が掲載された時点)、ケニー・オルテガが証言台に立っている。彼は検察側が召喚した最初の証人である。

原文:
Opening Statements Summary
Source: MJFC / CNN.com / HLN TV
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