ジャーメイン・ジャクソン:「You Are Not Alone」より(その5)

ネバーランドは私たちの失われた日々の記憶を呼び覚ました。なぜなら、それが子ども時代に対する彼の見方だからだ・・・・何かが欠けている人間だと。つまり、内省的な子供だ、その子供は、いつか何らかの形で再び自分に結びつけようと過去への回顧の中でさまよっているだ。それは大人になることを拒むということではない。もし彼に尋ねたら、そもそも彼のことを少年とは思えないだろう。マイケルは子供の時に大人であることを期待された。そして彼は大人であることを期待された時、子供に逆行したのだ。彼は自分ではピーター・パンと比較していたが、それよりはベンジャミン・バトンだった。しかしながら、私が子供のころの笑った思い出を思い出すほど、彼はそれを思い出すのに苦労していた。私が4歳年長だったということも多分にあるのだろう。

友人と従兄弟、そして私はクワッドバイク(小さな四輪車)に乗って2,700エーカー(約10.9km2、東京ドーム約234個分)のネバーランドを探検した。緑の水平線を越え、オークの木がいたるところに植えられ、その探検は終わりがないように思えた。整備された場所や平地から遠く離れ、埃舞う林道を最高地点まで登ると、360度の景色が開けた。私の目はすべてを見渡した・・・建物、テーマパーク、湖、観覧車、列車、緑・・・。私の心は畏れと誇りでいっぱいとなった。君が造った物を見てみろよ、と私は心で思った。そして後でそのことを本人に言った。

「究極の幸せの場所なんだ」と彼は私に言った。

後のネバーランドに対する歪んだ見方は、マイケルがいかに、彼の世界のうわべだけで、そして多くの場合、別の話を元にして見られているか、ということを示している。彼とネバーランドについてはおぞましい見方ばかりだったと思う。もっと複雑な「なぜ?」を理解しようとは一切せずに。他の人と同じように、彼の生い立ちが彼を形作った。しかし名声・・・特に弟についてまわった象徴的な地位が、理解されたいという彼の求めの前にダムのような大きな障壁を作り上げていた。しかし彼を理解するためには、私たちは彼と同じ立場になり、彼の視点から人生を見なければならない。マイケルが2003年に、CBSのエド・ブラッドリーを介してファンに送ったメッセージでこう言っている。「僕のことを本当に知りたければ、僕が書いた歌がある。『Childhood』という歌だ。これが人々が聞くべき歌だ」

子供の心を持った大人という、マイケルの正直なる自覚は歌詞の中でこう示されている。「人は僕が変だと言う。僕が、たわいのない物が大好きだから・・・・。だけど僕の子供の頃を見たことがあるかい?」僕はこうやって作られた、僕はこう言う人間なんだ、というのが彼の言い方だ。

多くの人たちが、私たちの子供時代を覗こうとし、そして過去の数々のメディア報道という中傷や、ポップ・アイコンの仮面を見ようとしてきた。しかし、それを知り理解するには、そこに生き、それを共有しなければならないと私は感じる。なぜなら、私たちの子供時代は独特の世界だったからだ。兄弟姉妹が一つの大家族の屋根の下にいたのだから。私たちが思い出や音楽や夢を共有したのは、ジャクソン・ストリート2300番地(アンドリュー・ジャクソン大統領に因んだもので、私たちではない)の小さな家だった。私たちのストーリーと彼の詞はここから始まる。そしてここがマイケルへの深い理解が得られる場所となる、ということを私は願っている。
(終わり)

原文:
Book Exerpt: You Are Not Alone
Source: MJFC / abcnews.go.com / amazon.com
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