Michael Jackson ONE、開幕

シルク・ドゥ・ソレイユがマイケル・ジャクソンをテーマにしたショーを開幕した。これは、カナダのスペクタクル王からの、キング・オブ・ポップに捧げる2つ目の作品である。

「Michael Jackson ONE」はプレビュー公演を終え、ラスベガスのマンダレイ・ベイ・リゾート&カジノで土曜日に開幕した。昨年6位の1億4020万ドルを売り上げたシルクの大成功のショー、「The Immortal World Tour」に続くものだ。

それでは、これらの2作のマイケルのサーカス作品の違いは何なのか?最も大きな違いは、「Immortal」はアリーナ会場の観客向けでビジュアル重視であったために、複雑な高所の演技とオーディオのインパクトと言う点では妥協せざるを得ない面があったというところだ。一方「One」は、亡きマイケルの作品とのより本質的な、より複雑な出会いというものを約束するものだ。

「このショーではマイケルにもっと近づいたような感じを受けることになります」と、「Immortal」と「One」の両作品で脚本・監督を務めるジェイミー・キングは語る。

「衣装や振付から彼の実際の声やビデオのイメージまで、マイケルは存在しています。彼が私たちのガイドなのです」。

もし誰かがマイケルのスピリットを取り出せるとすれば、それは信奉者であるキングである。彼は1992年の「Dangerous」で踊っており、その後マドンナやリアーナの振付に進出した。しかし、彼はこの新しいショーではマイケルを物理的に再現することを積極的に避けるという選択を敢えて行った。

「彼と仕事をしてきて、誰も彼を演じるべきではないという点では譲れませんでした」とキングは言う。その代わりに、「精神的なガイドとしてのマイケルと旅をする4人のはみ出し者たちが、マイケルの4つの魔法のアイテム、帽子、シューズ、サングラス、そしてあのグローブを偶然発見する。彼らは変化し、報われ、最終的にはネバーランドに向う」というストーリーを「One」は語ることになる。

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原文 ■ ‘Michael Jackson ONE’ Opens Saturday
ソース: USA Today & MJWN
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